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森からの宅配便

森林に関わる仕事に就いてもうすぐ20年。日々の泣き笑いをご覧あれ!

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拝啓、キコリのアヤちゃん。

 手紙が好きです。
電話より、メールより、手紙。
封を開けた瞬間、相手とワタシの空間が繋がって
一文字、一文字の表情が自分の中に飛び込んで
直ぐ目の前に相手が現れた様な感覚が好き。

 素敵な手紙が届きました。

『この人に出会わなければ、
 今のワタシはないだろうな・・・』

そんな key person が数名います。
その中の一人、N先生です。
高校時代、登校拒否中のワタシの
家庭教師をして下さっていました。
ちょっと変わった先生で(笑)
今は結婚され長野県在住ですが、文通(?)が続いています。
その息子さんのお話し。

 ・・・森が元気になる為に、少しずつ木を切って
    光や風を通してあげる、大切なお仕事なんだよ・・・

キコリは森の木を切って、いけないんだよね?
その質問に、こう答えて下さったN先生。
それがすごく気に入ったようで。

 ・・・新学期、新しいクラスの自己紹介で
    『ボクのしょうらいの夢は、キコリです。』
    って大きい声で言って皆大笑いしたんだって。
    それを嬉しそうに話してたよ。・・・

やっぱり単純に、嬉しいものです。
その後お父さんに小さいオノを買ってもらって
段ボールにオノ・軍手・タオルを入れた
『キコリセット』が大事に置かれているそうな。
うーん☆STIHLの玩具チェーンソーをプレゼントするかな♪

 いつの日か、吉和へ遊びに来たい・・・と。
喜んで現場を連れて行ってあげよう。
勿論、ヘルメット着用でね。


       by、ナカシマ アヤ







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森からの宅配便 西中国山地の山あい広島県廿日市市吉和で林業から木工まで、森林にどっぷりと浸かって抜け出せない毎日を送ってます。

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