実験!『低コスト造林』③
これがチューブ苗です。全部で1500本。
小川、母樹林の穂木でつくって頂きました。
チューブの中に土が入っていて既に発根しています。
植え付け後、枯れてしまう原因の一つに根の乾燥があります。
このチューブ苗だとその心配がなく
なんと夏でも植え付けられるという利点が!
今回は、特別に植え付け用スペシャルマシーンをご用意(笑)
北欧の方からやってきました。
グッと黒ペダルを踏んで土中に差し込む。
赤ベダルを踏むと筒の先がパカっと開き
上からチューブ苗をストンと落としてマシーンを引っこ抜く。
後はササっと足で回りを踏み固めるだけ。
『・・・おぉ・・・!!!』
便利なのか、不便なのか、良く分からないマシーン(苦笑)
見かけによらず、実は結構な重量。
急斜面、一日持ち歩きたくないものです。
まぁ、結果から言えば
なにもコレ使わんでも、太めの棒でグリグリって穴を開けて
チューブ苗入れればエェ話しやん。
数年後・・・こんな植え付けスタイルになっているのでしょうか?
届いたチューブ苗は水耕・土中と二種類あります。
それぞれ二本ずつ代表選手を選び
定期的に成長具合を調査してゆきます。
❶チューブ苗(水耕)18,0 cm
24,3 cm
❷チューブ苗(土中)33,0 cm
27,0 cm
❸裸苗(苗畑で育てた苗)58,0 cm
43,0 cm
裸苗、トップでスタート☆
(まぁ、畑で二年育てた大苗ですから)
これからチューブ苗の追い上げが楽しみです。
by、ナカシマ アヤ
コメント
Posted by: 神戸のキコリ [ 2010年4月19日 01:12 ]
チューブは生分解性なんですか?
野菜のポット苗の様に、外して植えるの?
次は、ヘキサチュ-ブを試してみますか?
Posted by: た~ [ 2010年4月19日 10:00 ]
神戸のキコリさん
代わりにお答えします。
このたびのチューブは生分解性では有りません。安価な潅水用のチューブを利用しております。
本来ならはずして植栽する予定でしたが根茎がそこまで発達していなかったためにそのまま植栽を行いました。
ヘキサチューブについては、10年位前に実証済みです。