5の26上、3の20上
なんの事だか?・・・ですよね(笑)
末口26cm以上の5m材、末口20cm以上の3m材
の事です。
造材する際、最優先に考えるのは注文材。
毎朝、現場へ出る前社長に確認を取ります。
これが結構手強い品なんです。
急ぎの注文材の時は立ち木の状態で探す事も。
『これ直材・・・ぽいんだけどなぁ・・・』
狙いを定める。
ただ問題は5m先の材の太さ。
26cm以上あるだろうか?
見上げながら、クルクル回る、そして抱きつく(笑)
だいたい抱きつく高さ(胸高直径ともいう)の太さで
4m先の太さを想像してみる。
あ、これはあくまで私個人の勝手なデーターですから。
(土場に転がる丸太に抱きついてはデーター収集していました)
ははは。
で、切ってみる。
切り口を見て・・・がっくし。
腐れがーーーー!!!シミがーーー!!!
さすがに立ち木の状態で中の状態までは、分からない。
注文材に求められるのはピカイチの材。
あぁ、あぁ。使えへんねぇ。
稀にですが、曲がり材であっても淡いピンクの切り口に
ホレボレする時もあります。
ピタっと想像通りの材と出会った時は
思わずニマッとしてします。
しかし、ん・・・まだまだ経験不足。奥が深いなぁ。
久々の晴天。
気温が低く、風が強いが文句は言うまぁ。
やっぱりお天気の現場は最高!
作業終了時間になっても二人のチェーンソーは
ナカナカ鳴り止まない(笑)
少しは材が出る様になったかなぁ・・・
by、ナカシマ アヤ
コメント
Posted by: y氏の班長 [ 2010年3月17日 20:35 ]
お疲れさまですー。
はいはいはいはい、せんせー質問。
経験で材の中まで分かるんすか?
おせーて。
Posted by: アヤ [ 2010年3月17日 21:47 ]
Y 氏の班長さんへ
えぇ、社長なら(・・・たぶん)
ははは。
吉和内だけで仕事をしていると、出会う木の8割以上八郎スギ。独特の樹皮(数種類ありますが)をもっています。なんとなーくですが、この樹皮の時はきっと中身はこんな感じじゃないかしら・・・とビビっという瞬間がたまーにあります。ってことは、後20年位見続ければ透視能力が宿るかも!?
さすがにシミ・ソバカスは見抜けませんが(苦笑)