フォワーダーがやって来ました。
思えば一年半前・・・愛媛の林業機械展で一目惚れ。
他社のフォワーダーも候補にあがっていましたが
やはり、社長はこの機種に決められました。
長材がねぇ、えぇ具合に積めるのですよ。
グラップルありか、なしか。最後まで悩まれていましたが
結局グラップルなしのもの。
値段が大きく違います。
その差額でミニの油圧式ショベル(グラップルに付け替え可)が
購入出来そうな・・・となりまして。
あ、グラップルというのは、
材を掴んでいるツメのコトです。
ここ、取り外して先を取り替えられるんですよ。
今まで雨や雪が降ると道がぬかるみダンプが埋まって
搬出出来ない悩みがありました。
が、フォワーダーの登場ですっきり解決!
ガンガン上って行ってくれます。
載ります、走ります・・・載せ過ぎ注意(苦笑)
現在、注文材の行き先が3カ所。
納品期限、材の集まり具合によって優先順位が変わります。
造材していても
『あれ?これ何mに切るんだっけ?
今何台出したっけ?』
と、アタマの中がバンバラサンになるコトしょっちゅう。
なので重機の中にホワイトボードを置いてみました。
これがナカナカ良い具合です。
ちなみに以前は手の甲へ直接マジックで書いていました(笑)
搬出間伐を始めて約一ヶ月。
まだまだ試行錯誤の毎日ですが、少し流れが見えてきました。
山でどれだけ正確に細かく、行き先別に材を仕分けられるかが
ポイントのように感じます。
ガンガン切って、ドンドン積んで、ドバドバ出して・・・
一見早い仕事のように思えていましたが
それら全ての材を改めて、径級・品質・長さをチェックしなおし
仕分けてゆくという土場での作業は恐らく二度手間。
ならば、材を初めて掴んだその時に
行き先まで決めてしまおうじゃないか。
確かに、品質を見るため重機から降りて・乗っての繰り返しですが
慣れれば苦になりません。
材と材の間にはさまってしまった枝や絡み付いたツタ。
ほっとけば製材所までついてってしまうかもしれない。
ここで一手間かけようじゃないか。
山で出来るコトは、山で終わらせてしまうコト
by、ナカシマ アヤ
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