シュバツ!!<2009>
月曜日から主伐に入っています。
スギの50年生。
まだ全伐(指定範囲の木を全て伐採する事)するには
少し若いのですが、成長が余り良く無いため
早めに切り、植え替えする事になりました。
今年の主伐は一味違う!
全て、山側へ伐倒するよう指示が出されました。
『木』と言うのは、基本谷側へ倒れるように立っています。
それを無理矢理反対側へこかすのだから。
使用するのはクサビとハンマーとチェーンソーのみ。
ナカナカ大変な作業。
それなりの技術と、かなりの腕力を必要とします(笑)
初日、余りにガンガン叩いてグッタリなる私を見かねて
社長に御指導頂いたのですが、
やはり難しい・・・
木を伐倒する時、『ツル』が重要となってきます。
このシャーシャー立っているのが『ツル』
この『ツル』の部分が多ければ倒れにくく、
少なければ、倒れるスピードが早くなります。
木の直径の10分の1残すのが理想とされていますが、
恐ろしくて8分の1は残してしまう。
だって、この『ツル』
万が一切り落としてしまえば、
木はどこへ倒れるか、全く予測出来なくなります。
いけん、いけん、いけん・・・とっても危険。
特に今回、谷側はすぐ道。
何があっても山側へ倒さなくてはオオゴトよ。
一本、一本冷や汗をかきながらの伐倒でした。
林業歴25年とは言え、社長の仕事の早い事。
私達と比べる事が間違っていますが(苦笑)
あぁ、まだまだまだまだ。
先は長いなぁ〜
by、ナカシマ アヤ