安田林業と交わる職人達<運送編>
4月・・・という事で、又シリーズものを始めます(笑)
有限会社 日高運送。日高社長です。
山から出た材木を運搬して下さっています。
ある時は製材所へ。ある時は木材市場へ。
大型トラックの運転技術が職人なのかって??
ソコじゃないんだな。(私からすればソコもですが・・・)
土場に集められた丸太の山をトラックに積む。
ちょっと想像して見て下さい。
材木は一本、一本太さが(時には長さも)異なります。
そして、一本の丸太でも
元口(根に近い太い切り口)末口(反対の細い切り口)があり
均一の太さではありません。
四角いトラックの荷台に、丸い材木を安定して積める。
いかに困難な事かお分かり頂けたでしょうか。
日高の社長は、トビ一本で丸太を自在に操るのです。
そして積み込む者に、的確な指示を出します。
それを材の上で!!
実は先日トラックに積まれた材へ上がらせてもらいました。
高さだけで優に5メートル。
+身長分の目線で仕事をなさっているという事です。
高い所が得意な私でも、立ってるだけで精一杯。
ここで丸太をゴロゴロ動かし、
あと、何本。どれくらいの太さをここへ!!
と、テキパキ指示されているんだ・・・
そう思うと、クラクラしてきました。
まさに職人のなせる技。
余談ですが・・・
日高の社長、会うと必ず人数分おやつをくれます。
夏は冷たい缶コーヒーと、どら焼き。
冬は温かい缶コーヒーと、どら焼き。
必ずどら焼き。いつでもどこでもどら焼き。
日高の社長のお家の押し入れを開けると
ドラえもんが寝ているに違いない。
私は密かな確信をもっています・・・
by、ナカシマ アヤ