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森からの宅配便

森林に関わる仕事に就いてもうすぐ20年。日々の泣き笑いをご覧あれ!

2008年10月31日

思わぬ秋の味覚

 昨晩の事です。
”緑の雇用”で共に研修を受けている
愉快な同期、二名が我が家を訪れてくれました。


 『これ、お土産。ゴミが入っとるかもよ。』


と、差し出された新聞の包み紙。
余りに軽く、ホンマにゴミかも・・・(疑ってご免なさい。)
と思いながら、新聞を開いてみると


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 『スゴイ!!!!!!松茸だぁ!!!!!!』

彼のお父様が山で採ってこられたモノだそうです。
まさか、まさか、お目にかかれるなんて。
有り難く頂戴致しました。


 そんな匂いを嗅ぎ付けてか、
今日の夕方、母が吉和へやって来ました。
自慢げに松茸を見せると、それはもう大興奮(笑)
土瓶蒸し?松茸ご飯?お吸い物?
やはり!こんな上等、焼き松茸しかないでしょう。


 噂通りの香りと歯ごたえ。
そして松茸の甘みを知りました。
いつもは直ぐに洗うグリルですが
まだ残り香を楽しもうよと、しばし放置。
とてもイヤシい母娘です(笑)


          by、ナカシマ アヤ

2008年10月30日

今日の風景

 作業道、順調に進んでおります!


・・・と、御報告したいトコなのですが
相変わらず一進一退。3歩進んで4歩戻る。
余りに路面の固まりが悪い為
一部、補強する事になりました。


勿論、山にあるものを有効利用します。
伐開時に出た間伐材。
それを程よい長さに切り、地面に敷き詰め上から土をかける。


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本当にこれだけの事で、固まるのか?
と、半信半疑でしたが
翌日みごとに固まっているじゃないですか!
全ての固まりの悪い箇所が
コノ方法で解決される訳ではない様ですが、
少しの工夫で、驚きです。


今週、班長が伐採班に留学中なので
社長が研修生2名のお世話係(?)


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厳しい御指導に身の締まる思いです。
なんて(笑)
とても丁寧に根気良く御指導頂いています。

普段、同じ現場で仕事する機会が余りないので
技術面だけでなく、社長の山に対する想い・志しなどを
肌で感じます。
私はこうしたい、そうしたい、あぁなりたい。
夢と野望は膨らむばかりです。


もう少し早く技術が伴えばなぁ・・・


         by、ナカシマ アヤ

2008年10月28日

鹿児島からの宅配便

 鹿児島の『父』から宅配便が届きました。
以前も登場頂いた、指宿に住む草木の先生。
度々遊びに行く私を『四女』と、可愛がって下さっています。


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 なんだかお分かりになります?
熱帯果物、グァバです。
ジュースや加工品ではお馴染みですが、
こちらで生はナカナカ出会えませんよね。


 先生のお庭でなった物を送って下さいました。
もう、その香りといったら!
こんな小さい体なのに、部屋中甘い香りで満たしてくれています。
なんとも言えない甘酸っぱさ・・・シアワセ・・・
頂いたついでにグァバを調べてみました。


   フトモモ科 常緑小高木
   熱帯アメリカ原産 世界各地の暖地で栽培
   果実は7〜8月に熟す 美味

            by、広辞苑


と、あります。
フトモモ科?あまり聞き慣れないと図鑑で調べてみましたが
あまり見慣れない樹木が載っていました(アデク、ホトウ etc)
ふ〜ん・・・と、思いながら
もう一つパクリッ!


ストーブにあたりながら食す、南の味は格別です。


         by、ナカシマ アヤ

2008年10月27日

安田林業の愉快な仲間達<深瀬班編>

 深瀬班、班長。深瀬さんです。


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 貫禄ある風貌。安田林業一の飲み助です(笑)
喜怒哀楽がハッキリされている方なので
怒るととってもオソロシイですが、
楽しい話で笑う時、とっても豪快!


 現場では主に重機を担当されています。
私は、あ〜でもない。こ〜でもないと
機械操作を御指導頂けていますが、
深瀬さんが初めて重機に乗られた時
誰も頼れる方がおられず、とにかく見て技術を盗んだものよ。
と、苦労話を聞きました。


 先週の搬出時、深瀬さんがグラップルに乗り
私が木にワイヤー掛けをしていました。
とにかくチョロチョロ動き、危なっかしい私を目で追うので
いつもの倍疲れたよ・・・と苦笑い。


 毎日の重労働+畑仕事もこなされています。
帰宅すると玄関にカゴ一杯のお野菜。
なぜか


『わざわざ礼を言いに来んでよい。
        深瀬      』


と、置き手紙があります。
勿論すぐに、お礼を言いにお邪魔しますが(笑)


仕事の上でも、吉和生活の上でも
とても頼りになる存在です。
 

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          by、ナカシマ アヤ

2008年10月25日

安田林業の愉快な仲間達<深瀬班編>

 愉快な仲間達シリーズと題して
安田林業で働く方々を御紹介しようと思います。


 まずは江田さん。


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吉和一の木切りと言われる方です。
アノ安田社長ですら


 『ワシの言った事と、江田さんの言った事が違ってたら
  江田さんの言うようにしてエエけぇ。』


と、おっしゃる程一目置かれた存在です。


 今週、私はこの江田さんに付いて
主伐のノウハウを教わってきました。
どちらかと言うと寡黙な方ですが、
質問した事にはキチンと分かるまで教えて下さいます。
休憩の度、江田さんのチェーンソーを見せて頂きました。
自分のチェーンソーと見比べ、にらめっこ・・・


 『見て、自分で気付く事も大切じゃよ。』


と、おやつのリンゴをシャリシャリ食べながら
私に付き合って下さいました。


伐倒技術は勿論ですが、成される仕事の美しさ。
小柄な江田さんが、大径木を次々に倒されるのを見ると
力だけではない、技術の林業を感じました。


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       by、ナカシマ アヤ

2008年10月22日

シュバツ!!

 予告通り、伐採班で鍛えられております(笑)
とにかく、学ぶ事ばかり。
  

  『技術なんて教わるもんじゃない。
   見て盗むもんだ!』


と言うのが本来の筋道かもしれません。
なので、マンツーマンでみっちり教われる環境に
とても感謝しています。


 さて、現場の様子。
定めた方向へ確実に伐倒して行きます。


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 写真では伝わりにくいかも知れませんが、
カナリの大きさの木です。
伐倒時には凄い音と共にスギがブッ飛んで行きます。
斜面下を覗き込んでみると・・・


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スギ、スギ、スギ!
ゴボウの様に見えますが、辺り一面スギの海です。
5〜6本倒しては
下に降りて、枝払いをします。


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恐ろしいのが跳ね返り。
ほんの少し、チェーンソーの刃が触れただけでも
重なり合った枝がムチの様に、パシッと弾く事があります。

不慣れな私にとって、この様な入り組んだ中での枝払いは
容易いものではありません。
材を傷つけないよう、尚かつ幹ギリギリのラインで
枝を落として行きます。
すこぶる足場の悪い所、持ちにくい角度でのチェーンソー操作。
最近ご無沙汰していた、筋肉痛がやって参りました。


 技術の向上と、二の腕の成長は正比例してゆく様です。


       by、ナカシマ アヤ

2008年10月20日

相変わらず、目立て話

 ドツボにハマってしまいました。

   左側の刃はバックスロープ型。
   右側の刃はフック型。


 なんじゃそりゃ?と思われる方。
とにかく、どちらの刃も大変宜しく無い状態なのです。

 目立てについて書かれた書物を必死に読みましたが
頭でどれだけ理解しても、結局は手で感覚を掴まなければ。

 急遽、本日目立て強化日。
社長直々にみっちり、こってり根気よく御指導頂きました。

  
   擦る刃を置く位置
   足で挟むチェーンソーの角度
   ヤスリを構える角度
   腕の締め方
   手首のブレ
   ヤスリを握る手の微妙な力加減  etc・・・


言い出すとキリがない程の注意点
一刃、一刃、慎重に。丁寧に、丁寧に。

 
 実は、明日より伐採班に加わり主伐・造材を学びます。
主伐とは、伐期に達した木を切る事で
いわば育林最後のステージといいましょうか。
その善し悪しで直に材の価値に影響するとても重要な仕事です。
特に造材に至っては、チェーンソーの切れ味が全てと言っても
過言ではないでしょう。(勿論技術も要しますが)


 とにかく出来るだけ最高の状態で挑まなければ・・・
明日は、特に長い一日となりそうです。


       by、ナカシマ アヤ
 

2008年10月19日

歯が痛い・・・

 今週水曜日、生まれて初めて『歯』を抜きました。


5月に発見されたオヤシラズ。
『歯』を抜くという事が、どうも恐ろしく
知らないフリをしていました。
が、スクスクと横の歯に向かって成長を続け存在をアピール。

 「まぁ、ここまでよくほっといたよ・・・」

と、歯科医に呆れられる程腫上がり
さすがに無視する訳にいかず降参致しました。


 麻酔でピリピリと痺れる頬。

 「痛かったら、言ってね〜」

と、先生の言葉が聞こえた次の瞬間
メキバキっ!!と、口の中から何とも言えない音が・・・

 「はい、終わったぁ。痛くなかったじゃろ?」

私はといえば、放心状態。
帰り道、よく市内から吉和までの夜道を運転したものよ。
と、今でも思います(笑)


 さすがに木曜日は現場をお休み頂き、事務仕事のお手伝い。
ジクジク相変わらず痛むけれど、日にち薬・・日にち薬・・
と言い聞かせ金曜日から現場に復帰していました。


 もう、大丈夫だろう。と、信じていた土曜日。
どうやら私は重機に乗っている時
緊張のせいか、かなり歯を食いしばっている様です。
仕事終わりの5時頃からガンガン疼きだし、
その後痛みは絶好調!!

 
 お休みの今日。
とにかく口の中にテンションをかけぬよう
締まりのない顔で一日過ごしました。


 女優でなくとも歯は命だと思い知った一週間でした。


          by、ナカシマ アヤ

2008年10月16日

植える林業、切る林業

 植樹が行われました。

総勢250名の小学生。
今日の為に、一人一人苗木をポット苗から育てて
自分の手で土を堀り、植え付けを行いました。
ミズナラ、コナラ、ヤマザクラ・・・
子供達の成長と共に大きな山へと育ってくれますように。

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 そして、子供達が帰った午後の作業。
搬出予定がある為、材を積んだトラックが通れる様
作業道の整備を行いました。
道上に覆い被さる木を切ってゆきます。


ミズナラ、コナラ、ヤマザクラ・・・


まさしく先程、20mも離れない斜面で
小学生達が植樹した木と同じではないですか。


 『・・・何やってんだか。』


以前なら、そう感じていたに違いありません。
しかし今、少し意識の持ち方が変わってきました。


不必要なモノは切っても構わない。
そう、言っている訳ではありません。
曲がったヒノキだろうと、二股のスギだろうと、立派な広葉樹だろうと
一本の生命の重さに変わりありません。
切らなくてすむなら、勿論それに越した事はない。

ただ、山を育てる為、持続可能な森林をつくってゆく為には
材を得る以外に

 『木を切る』

という行為が必要になってくるのです。


 林業に従事していると言うと、


 『あぁ、自然破壊してるんだ。』


そう、言われる事があります。
相手の方に悪気がある訳ではなく、本当にそう思ってらっしゃるのです。
そんな方に出会うと、正直私はシメシメと思います(笑)
未熟ながら、半年間私のやって来た事。
林業の現状。森づくりに関わる大先輩方の話をすると
ほぼ、全ての方が


 『そうなんだぁ・・・。知らなかった!』


と、認識を改めて下さいます。
教育の現場、取り上げられる社会活動でも
植える・育てるという事に注目が集まりがちのように感じます。


 『木を切る』という林業。


それを伝えてゆくのも、同じ位重要な事ではないでしょうか。

PA150665.jpg


       by、ナカシマ アヤ

2008年10月10日

道順、手順

 とても大間ですが、流れをお見せします。


 まず、先行伐倒。
予定順路にあらかじめテープを巻いています。
写真で手前に写っている黄色の二重テープがそれです。
この木をセンターに、山側2m・谷側2mの木を伐倒します。
路肩部分に材を使用するならば道と平行に
材を搬出するならば道と垂直に(山側へ向かって)
この判断がナカナカ難しいのです。
後程の作業がスムーズに進むのか、難儀するのか・・・
一本、一本、慎重に。


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 っと言ってもノンビリしてられません。
後ろからは、バックホウが迫って来ているのですから。


081008_1123~01.JPG


 そして、バックホウが掘り進んで行きます。


081010_1443~02.JPG


 とても大胆に、パワフルな動きをします。
が、時に驚く程繊細に、静かな動きも求められます。


 社長が言われました。必ず守る約束事。

1、作業中、残存木を傷付けない事
2、石を落とさない事
  (落ちる間に当たった木、全てに傷が付きます)

 『山を活かし続ける為の道。
  山を傷つけては何の意味もない。』
 

素人だろうと、玄人だろうと求められる質は同じです。
 

     by、ナカシマ アヤ

2008年10月 8日

プリン

 別にな食べ物のお話ではありません。
『 道 』に関するお話です。

 
 先週の『クサビ、強化週間!!』の甲斐あって
傾きかけた木も、思う方向へ倒れてくれる率が高くなり
機嫌良く先行伐倒を行っていました。


 『オマエ、代われや。』


・・・ついにきたか。
班長と代わり、バックホウに乗り込みます。
車体がカナリ後ろに傾いてません??
斜面で作業をしているので、当たり前なのですが。

まず、一すくい。
いきなりデカイ石にヒット。
何これ・・・砕くの?すくうの?埋め込む?見なかった事?
とにかく一動作、一動作に頭がテンヤワンヤ。
モタモタ作業する私に


 『ナカシマ〜!!落ちるぞぉ〜!』


ハッ、と気付けばナント車体が谷側に傾いている。
実はこの土地、かなりの水分を含んでいます。
バゲットで押し固めても、プルンプルン地面が揺れる程。
少し進んでは、戻って固め直し。進んでは・・戻るの繰り返し。
そんな状態だから、同じ位置に長時間止まっていると
車体の重さでどんどん埋もれて行くのです。


前に進めど、埋まって動かず。
後ろに進むと、ますます谷側へ。
マズイ、非常にマズイぞ・・・

 『まぁ、こうなると思ったよ。』

結局、班長に代わり無事脱出致しました。
一時間程乗りましたが、道らしい道は出来ず。


 『機械、楽しかったじゃろ?』


社長はそう言われましたが、
正直、今は恐怖心のカタマリです。
慣れ?・・・慣れるんかな?
とにかく乗ってみるのみかぁ。

明日はあのピンカーブを攻めるのね・・・と思うと
少し重い気分になってしまいました。


       by、ナカシマ アヤ

2008年10月 6日

作業道、スタート!!

 
 いよいよ始まりました。『 道 』作りです。
百聞は一見にしかず・・・と、言いますが
まさにその通り。


 今回携わる作業道は
『四万十方式』と呼ばれる手法で施行を行います。
実は社長も初めての試み。
どんな様子になるのか、行ってみなければ分からない。


 まずは社長が機械に乗られ、数メートル作製。
ただただ見とれている間に
想像以上のスピードで『 道 』が現れて来ます。


 『まぁ、こんな感じじゃね。何か質問は?』


 『・・・・・。』


3人、返す言葉がない。


 情け無い事に、何が分からない事かすら分からない。
まぁ、やって行く内に色々分かるさ・・・と、言う事で
実践あるのみ!
これから一ヶ月間、どっぷり作業道ヅケの毎日となりそうです。

 写真などと共に 『道』 が作られて行く行程を
お伝えして行こうと思っております。
(勿論、本日は写真を撮る余裕ナシ・・・)


 お楽しみに(笑)


       by、ナカシマ アヤ

2008年10月 2日

手当

 
 通勤手当、扶養手当、出張手当・・・


会社によって、様々でしょうが
安田林業にも 『手当』 なるモノがあります。


 朝、現場へ向かう軽バンの中。
『あったらいいな。こんな手当』話になりました(笑)


 寒冷地手当!クマ遭遇手当!脱独身手当!!


三人で大暴走・・・(社長、バカな従業員達をお許し下さい。)
一通り笑った後で、急に班長が真面目な顔になり


『あったぞ。これが一番必要じゃ。』

『なに?なに?なに??』 

『・・・ナカシマ手当!!』

『何よ、それぇ〜!?』


と、笑い飛ばしたものの・・・妙に納得。
同期の O 君。コツコツと彼のペースを守りながら
着々と技術を身に付けています。
なのに私はと言うと、未だ


『班長〜!!バーを挟みました。』
『班長〜!!クサビごと噛まれました‥‥』


などと、援護要求する事が度々。


『おまえの”班長〜!!”を聞く度、
 オレの寿命は縮まってゆくんじゃ。』


 そして今日の話。

かなりの急斜面、悪条件の現場でした。
仕事を終え、山をよじ登っている最中
足を踏み外し、落下。
持っていたチェーンソーは
ゴロゴロと、さらに数メートル落下。


 まじで・・・折角ここまで登って来たのに振り出し!?


私のクマ鈴の音が聞こえなくなり
不審に思った班長、大声で名を呼べど応答なし。
(私には全く聞こえていませんでした。)
結局、再び下るはめに。


エッチラコッチラ登って行くと中腹辺りで、
コワい顔した班長が待っていました。


『ウンとかスンとか何とか答えんかいっ!!!』

『す、すみません・・・』


心配かけたのは事実、言い訳無用。


『今日からナカシマ手当、ツケちょいたるっ!!』


       by、ナカシマ アヤ

2008年10月 1日

およばれ

 
 吉和には別荘地があります。
『西の軽井沢』と呼ばれる程(・・・う〜ん!?)


 そんな別荘地に住む F さん。
ご夫婦とも元教職に就いておられました。
退職後、吉和にて野菜の有機栽培・木工・森林ボランティアと
忙しい毎日を過ごされています。


 肌寒くなって来た事だし、ソロソロやりますかっ!!
と、お声がかかりました。
主役は、このオーブン


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かなりの年代物。もちろん未だ現役です。
お料理は全て、このオーブンで作って頂きました。


鯛の塩釜焼き、オニオンスープ、鮭のちゃんちゃん焼き、
そして自家製パン


直火料理とは一味、二味違う
優しい、芯まで暖まるお料理でした。


木工話、有機栽培の奮闘話、もちろん林業話。
まぁ、良く食べました。
そして笑いました。
心地よいストーブの暖かさと、賑やかな食卓。
時間もゆっくり流れているように感じました。


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       by、ナカシマ アヤ

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森からの宅配便 西中国山地の山あい広島県廿日市市吉和で林業から木工まで、森林にどっぷりと浸かって抜け出せない毎日を送ってます。

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