高性能林業機械 ハーベスターの巻
側で見ると、思わず
『・・・おぉ・・・!!』と声が出る大きさです。
先日お話した通り
”伐倒” ”枝払い” ”玉切り”
が行える林業機械です。
この大きな機体、見て下さい!
なんだか固い動きが想像出来ますが、
実は手首のごとく関節がブラブラなんです。
360度横回転が出来、縦方向にもなります。
つまり伐倒時には立木に対して
平行に機体を近づけ
二本の爪で抱きつくような形になります。
そして強力なチェーンが登場し、木を切断。
後は機体を横方向に戻し”枝払い”をしながら
玉切りを同時に行ってゆきます。
予め何メートルの材を取るか操縦席にある
液晶画面に入力しておくと
自動的に設定の長さで停止します。
この”枝払い”の時のクリップの動きに大注目。
まるで尺取り虫の様に木を這って進みます。
操縦席の写真を撮る余裕がありませんでした。
・・・残念。とにかくボタンだらけです。
その数だけで頭パニックになるかと思いきや、
落ち着いて一つ、一つの動作を確認してゆけば
ゆっくりですが機能さす事が出来ました。
(その為の研修なので当たり前ですが・・・)
操作技術は慣れさえすれば、伴ってきそうです。
問題は・・・
その木を見て、どのように造材すれば
最大限その材を活かす事が出来るのか。
又、その後の集材作業が効率良く進められるのか。
瞬時な判断力がオペレーターに求められるのでしょう。
いつになる事やら分かりませんが、
やはり、乗りこなしてみたい。
あんなに恐れていて林業機械に
こんな熱い想いがフツフツと湧いて来た自分に
正直驚きました(笑)
by、ナカシマ アヤ