おたくのチェーンソー
『おたくのチェーンソー、
エンジンかかりにくくありませんか?』
本日、二度他の方にチェーンソーをお貸しして
二度共言われました。
『ん・・・そうですかねぇ?』
私がかけると、いつも通り一度でかかる。
力ではなく”クセ”の様なものがあるのでしょうか。
『おたくのチェーンソーじゃけ
おたくの言う事聞くなら、せやぁないです。』
なんだか妙に嬉しい一言。
チェーンソーを持ち出した当初、
とにかく恐ろしい機械でしかありませんでした。
勿論今でも、恐ろしい。
でも、それ以上に愛着もあります。
毎日の仕事での大切なパートナー。
少しずつですが、手に伝わる振動とエンジン音で
何を言わんとしているのか理解出来る様になってきました。
ガソリンがないのか。オイルが上手く出ていないのか。
刃が木に対して垂直にあたっていないのか。
はたまた、目立てが上達しない刃に呆れているのか(笑)
しかし、こちらがこんだけ愛しても
ちょっと油断すると、すかさず噛み付いてきます。
両想いになる為には
まだまだ時間が必要のようです。
by、ナカシマ アヤ
コメント
Posted by: こーりきー [ 2008年8月21日 21:20 ]
おんなじ。
私のビーバーも。。
癖が伝わると
わかってくると
手放せなくなります。
古いものほど・・愛着が沸きますよね。
私の鉈なんか・・絶対に一生一緒です(^^)
Posted by: ナカシマ アヤ [ 2008年8月21日 22:39 ]
こーりきーさんへ
熟練作業員の方々の道具は
本当に年期が入っており、
大切に、大切に使っておられます。
色んなドラマを見て来た
証人の様な存在なのでしょうね。
”ビーバー”の呼び名が
とても気に入りました(笑)