ナヤミゴト その弐
地図の解読がうまくゆきません。
陸地では(山も陸地か・・・)
キチンと地図の読める女なのですが。
山の地図、目にされた事があるでしょうか?
ここは谷、そっちは尾根。
作業道があっちに走ってるでしょう。
って事は、さっきの川はそれかぁ。
そんな調子で施行地図を囲み話を進めます。
こないだどこまで済んどる?
そんな社長の一言に ドキッ・・・!?
毎日グルグル等高線の地図とにらめっこして
必死に頭に焼き付けるのだけど、
実際山に入ってしまうと
紙面上での自分の位置がイメージ出来ない。
ココだと思って出た尾根が
とんでもない全く別の尾根だった事が多々あります。
我ながらガックシなります。
そんな私の力強い味方。
航空写真を並べ、
レンズのついた、まか不思議な装置(正式名称があるのですが)で見ると
山が立体的に浮かびあがってくるのです。
まるで3Dアート。
木が突き刺さってくるかの如く地形がはっきり分かります。
(慣れれば植生まで見分けられるそうです)
それを指でたどりながら今日の現場をチェック。
ほほう・・・、こうゆう地形だったのかぁ。
見飽きないです。いつまでもへばりついてます。
まぁ、しかし。この装置に頼ってばかりいられません。
いつの日か、私の位置を上空からしっかりと認識出来る
第三の目が養われますように。
by.ナカシマ アヤ
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