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森からの宅配便

森林に関わる仕事に就いてもうすぐ20年。日々の泣き笑いをご覧あれ!

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木の向くまま

 GW、思う存分リフレッシュして参りました。

体も万全!!どんなに動けるかと張り切って
山へ入りました。


しかし・・・しんどいぞ。お昼の時点で意気消沈。
原因の一つと思えるのは気温。
本日、吉和25度ありました。
たしか連休前は少し動き出して汗ばむ程度だったのに。
そして本日の現場はナカナカの急斜面。
その上、土がふかふかで踏ん張りがきかない。


よくチェーンソーの取り扱い説明で
’足場の安定した所で使用しましょう ’
と書かれていますが
’足場の良いトコだけの山がどこにあるねん!? ’
と突っ込みながらの作業でした。


切り捨て間伐といっても切ったら終わりではなく
2〜3mの長さに玉切りをし(地面に付ける)
70%の枝払いが必要です。
熟練の先輩方は木を斜面上部(頂上方向)など
出来るだけ移動距離が少なくなるよう
臨機応変に倒されます。
私は、と言うとほとんど谷へ吸い込まれるように
倒れてゆきます。
想像してみて下さい。
20m近い木、玉切り、枝払いをしながら
その長さ分谷へ下り、そして又斜面をよじ登り・・・
正直に言うと今日の労働時間の大半を
斜面の下り、登りで費やした気がします。
(安田社長、ごめんなさい・・・)


’どうやったら自分の思う方向に倒せるの?’
先輩に聞いたみた事がします。
’木は気(木)の向くままにしか倒れんですよぉ。’
との事。納得


新緑の山の風景を同封しようと
デジカメを持ち歩いていましたのに、
本日はそんな余裕ありませんでした。


窓から見える5月の吉和を同封致します。

P5070582.jpg

   by、ナカシマ アヤ
     

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森からの宅配便 西中国山地の山あい広島県廿日市市吉和で林業から木工まで、森林にどっぷりと浸かって抜け出せない毎日を送ってます。

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