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森からの宅配便

森林に関わる仕事に就いてもうすぐ20年。日々の泣き笑いをご覧あれ!

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棟上げ

昨年末に工務店に納めた丸太。
製材されて、3ヶ月かけて人工乾燥されて
いよいよ 「家」になる日がやってきました。

今日が棟上げだったんです。
上棟2.jpg

場所は廿日市市吉和。
吉和の木で吉和に家を建てる。
身近な木を使う事が良いことだって分かってはいるんですけど
今の建築事情じゃ、なかなか出来ないんですよね。

お昼には施主さんにも山まで来て頂いて
今回の住宅に使った木の、切り株を見てもらいました。

夕方には、地域の人たちに集まってもらって「もちまき」
こんな風景も今時の都会じゃ見ること有りませんから
大工の皆さんも楽しそう。
餅まき4.jpg
私も上に上がらせて頂いて、まかせて頂きました。


自分が育てて、そして伐る。
その木が家になるために使われて行く。
分かっちゃいるけど、実感出来ないのが林業家の常でした。
でも、それを見届けるのは林業家の夢でした。

そんな、顔の見える「家」造りをお手伝いしたい。


明日からも頑張りましょう(^_^)v

コメント

Posted by: こーりきー   [ 2007年4月10日 08:31 ]

素晴らしいですね・・
ホント
今時珍しい。
大工さんはそれは大喜びでしょう(^^)
顔の見える家
使われた樹のことを考えて
大事にお使いになるのでしょう
200年ぐらいは
大事に使われて欲しいなぁ

Posted by: た~   [ 2007年4月10日 22:04 ]

この工務店さんも15年くらい営業されてますけど
もちまきは3回目とか・・
社長もかなり緊張してました。(^.^;

それに、プレカット全盛のこの時代に全て手加工。
お客さんも、それなりにこだわりを持った人が多くて
こんな工務店さんだとこちらも応援したくなりますよね。

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森からの宅配便 西中国山地の山あい広島県廿日市市吉和で林業から木工まで、森林にどっぷりと浸かって抜け出せない毎日を送ってます。

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