徳島県からお客様
今日は徳島県の上勝町から15名近くの方々が視察においでになりました。
向こうを朝の6時に出発して、吉和に1時過ぎ。
貴重な時間とお金をかけて来てくださったのですから、それに応えられる様に頑張らねば・・・
なんてことは、考えません。
なんせ、私のやってる事はそんなに特殊な事じゃ無いんですから・・・(^.^;
私、実は視察に行くのも好きですけど、視察を受けるのも好きなんです。
目立ちたいとか、威張りたいとか・・そう言った意味ではなくて・・・(^.^;
視察に来られるのは、大体が普段おいそれと伺う事の出来ない遠方の方々。
その方々といろんな話が出来るんですね。
その地方にはそれぞれの特徴的な林業の手法が有って、それを伺う事も出来るし、私も勉強になります。
視察自体は山へご案内して、土場、作業現場、路網などを、色々と説明しながら歩きます。
ここで、私が一番に言いたい事は私の山の作業をそのまま持ち帰っても何の為にもなりませんよ。って言う事。
山と言うのは地域によって全く異なりますから同じような施行が出来る事はまずありません。
その地域に合った作業方法。
もっとシビアに言えば、その場所に合った作業方法。
それを自分の山林経営に適合させてどのような方法がベストか?
そこを探って欲しいのです。
そのために様々な所を視察して、記憶に止めて置く事はとても大事な事でしょう。
ご自分の山に戻られて、作業方法を検討される時に私の事が頭の隅にでも浮かんでもらえれば幸いです。
最後に工房にご案内して雑談を交えて楽しい2時間半が過ぎました。