さて、5月13,14日と岐阜県で行われた全国林業者大会&全国植樹祭。今回岐阜県に来たメインの目的はこの2つです。
雨の加子母から一晩経てば、投宿してるホテルの部屋には朝日が差し込み、明日の植樹祭の事を思うとホッと胸をなで下ろしました。
雨の中の植樹祭ほど悲惨な行事は有りません。
陛下をお招きする関係で少々の雨でも決行。
台風でも来れば別ですがそれ以外では決行。
その結果と言えば、、、、
泥沼と化した林地に踏み入れ、水の溜まった植え付け穴に強引に苗木を押し込み、その上に泥と化した土を盛る。
この段階ですでに靴の中は泥だまり・・・
式典中も傘は持ち込み禁止ですから、主催者の提供した透明のレインコート(100円カッパ)を着て、雨に打たれながら2時間弱身動き取れない状態・・・
(陛下のお見えになってる式典中は、席を立つ事は警備の都合上禁止されてます。)
これまで、10回近く各地の植樹祭に参加させてもらってますが、このような悲惨な状況は1度だけ。
それは何処の県かと言うと・・・・・
我が地元の広島県・・・(ToT)
あの時は悲惨だったなぁ~(^.^;
何はともあれ、今回は台風崩れも無事に通過したみたいだし大丈夫でしょう。
その前に、全国林業者大会。
以前は「全国林業後継者大会」って言ってたんですけど、いつの頃から後継者大会は副題になってしまいました。
まぁ、林研グループのメンバーも高齢になってきたから後継者と言うより林業者の方がぴったりかも・・・(^.^;
今年のテーマは「惹きつけよう 森の魅力へ 若人を」
高山高校の生徒さん達の森林に関する取り組みを生徒さん自らがパワーポイントを使って紹介したり、「頑張ってるな~」って印象を強く持ちました。
その後は、基調講演とパネルディスカッション。
すべてを書くととても長くなるので、中身については省略致します。
(別に私が聞いてないとか、そう言う訳では有りません。ちゃんと聞いてました。。。。多分。。。(^.^;)
その後は恒例の「交歓の夕べ」
これも楽しいんですよね。
こういった雑談の中に、これからの林業のヒントが隠されてる事が多いから、特に熱心(?)に交友を暖めてまいりました。(^O^)
そうこうするうちに高山のよるは更けていくのですが、なにせ翌日は植樹祭。
植樹祭の当日は朝とてもが早い。
過去には5時台に宿を出発なんて事も有ったくらいですから・・・
前の夜はそうのんびりも出来ないのです。
今回はそこまで早くなくて、7時過ぎの出発でバスに揺られる時間も1時間くらい。
って事は8時過ぎには会場着。
まずは植樹をして
(写真は今年度から新たに全林研副会長に就任された福田さん)
会場までぞろぞろと歩いて行くと、なんと席が無い・・・・
あっちへ連れて行かれ、こっちへ連れて行かれ、何とか席は見つかったのですが一行8人は離ればなれ。
特に私は一番後ろの席に一人でポツン・・・
ま、一番後ろなら居眠りしてても邪魔にならないから良いか!(^_^)
それでも開始時間までに時間はたっぷり有るので、まずは広島県の関係者の方々の席に行きご挨拶。今回も大勢でおいでになっておられました。
式典の司会は竹下恵子さん
プロローグのアトラクションから始まり、陛下をお迎えして、各種の功労者表彰、陛下お手植え、お手播き、陛下をお送りしてからエピローグ。と殆どいつもと同じ式典でした。
ただ、この度の植樹祭もやはりテーマは「主役は子供達」
記念品の木工品のデザインを考えたり、式典会場には案内役の子供達が大きな声で「こんにちは!」って呼びかけてくれたり、今までに無い和やかな気持ちで式典を楽しませてもらいました。
わずか3日間の短い岐阜旅行でしたが、色々と楽しみそして勉強させてもらいました。
お世話になった方々へこの場を借りてお礼申し上げます。
来年の植樹祭は北海道。
さてさて、どんな事が待っているやら・・・・
最近のコメント