by: 高力一浩(こーりきー) at 08:33 | この記事のURL
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コメント
Posted by: ぺー [ 2010年10月 3日 18:05 ]
す ば ら し い・・・
民俗学者・宮本常一が、父に送られたという言葉を思い出しました。
http://d.hatena.ne.jp/ssshumpei/20080203/1202022901
「村でも町でも新しくたずねていったところは必ず高いところへ上がって見よ、そして方向を知り、目立つものを見よ。
峠の上で村を見おろすようなことがあったら、お宮の森やお寺や目につくものをまず見、家のあり方を見、周囲の山々を見ておけ、そして山の上で目をひいたものがあったら、そこへは必ずいって見ることだ。高いところでよく見ておいたら道にまようことはほとんどない。
人の見のこしたものを見るようにせよ。その中にいつも大事なものがあるはずだ。あせることはない。自分のえらんだ道をしっかり歩いていくことだ。」
山上から、わが町の街並みや美しい森林や湖や、田畑を見る。
そんな経験を小学生という多感なときからしている子どもたちは、きっと色々な意味で、「道にまようことはほとんどない」でしょう。
Posted by: 高力一浩(こーりきー) [ 2010年10月 3日 18:22 ]
ぺーさん
すばらしいコメントをありがとう!!
いたく感動しました。
・・・きっと彼ら、彼女らも
道に迷うことがないように祈りたいと思います。
野尻湖の右側奧の
黄金色の田圃
そこも昔野尻湖だったところなんです。
ここからみると
いつも納得できます。
ということは
今
野尻湖の廻りの家が建って開けているところは・・
いえ
平安時代に既に延喜式に載っているように北国街道の前身は・・
湖面が隆起して
丘となった付近と言うことになるんです・・・すごいものですね。地球のパワーは。。
今なお10年で2.5-4センチほど隆起し続けているそうな
Posted by: ニチコ [ 2010年10月 7日 18:26 ]
子供のときに山に登る機会は
とても大切だと思います。
その時、どんな感想を持ったかは
それぞれでも、
大人になってきっと何かの
役に立っていると思います。
Posted by: 高力一浩(こーりきー) [ 2010年10月 7日 21:38 ]
ニチコさん
じつは・・
一時なくなりそうになりました。
そりゃ
親からやめたらどうだ・・と話が出れば先生は楽ですもん。
でも
我々が反対しました
今のぼらなければ一生登らないかも知れない。
郷土の山にも登ったことがない・・郷土の全貌も知らない・・
そんな子が地元を愛し
地元に帰ってきたり
応援団になるのか?
と。
それで町内5校が足並みそろえて全児童
登るようになりました(^^)
再来年からは
一貫校で全員一緒に登ることになります!
仲間みんなが知っている
みんなが同じ体験を共有している
これが大事なんだと思っています。。
登りたいヤツだけ登ればいい・・・
ここが
物事の
教育の
大きな間違いだと思います。
感覚や
知識や
五感の共有
大事だと思っています。
Posted by: ニチコ [ 2010年10月 8日 23:19 ]
再来年からは一貫校全員なんていいですね。
ずっとずっと続けて欲しいです。
というのも、私自身、学校で山に行っていないのです。
けれど、他の学校の出身の人は
「子供のとき、学校で登山があって・・・」
という話を聞くたびに
うらやましく思ったものです。
たとえ、つまらなかったとしても
足が痛かったとしても、辛かったとしても
その「経験」は絶対に大切なものだと思います。
たまたま私は大人になってから
山に行く機会に恵まれましたが、
機会のない人は山に行くということを
知らずに過ごしてしまうと思います。
子供たちが山に触れる機会を
なくさないで欲しいと願っています!
Posted by: 高力一浩(こーりきー) [ 2010年10月 9日 12:36 ]
ニチコさん
本当に・・。
一生山に行かない人って
たぶん・・都会生まれの人にはいっぱいいるんじゃないのかなぁ。
一生海に行かない人はいないだろうけれど。
そう言う意味では
遠足や林間学校や修学旅行・・そして最近では新入社員研修で
登山をさせた方がいいと思う。
知らないと言うことは
恐ろしく・・
人生を変える価値観や気づきがあるかも知れないことを知らずに一生過ごしてしまう
と
言うことですすものね。
また
世の中を全然知らないで死んでいくと言うことにつながるかも知れない・・・
できれば
やっぱりこどものうちに強制的にでも(^^)
一生覚えているものですよね・・たとえ嫌な思い出だったとしても。それも大事だと思う。
その山・・・
「オレだって昔登ったことがあるよ」
と
お年寄りが・・登山なんか縁遠い方が・・自慢げに話されていたのを思い出しました