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森に住む・森で過ごす

黒姫の森通信・・・
森からいただく、いただき続ける(^^)・・そして森に住もう!

2009年7月26日

森の幼稚園の翻訳本

3年も前から時々書いていた
「森の幼稚園」のドイツでの論文・・
私の仲人の先生・・・まぁ実のオヤジみたいな方ですが・・ハハ
その先生が翻訳本を
出してくれました。
昨年訳していただいたものを
このブログでも引用したり講演でもお話ししたりしていましたが
反響が大きく
先生が訳の見直しをしてくれてまで
世に出してくれました(^^)
たぶん・・明日書店で一斉に発売になると思います

なにせ
専門書の出版会社。
簡単に手にはいるかはわかりません。

出版元などを。
公人社  ドイツの自然・森の幼稚園
ー就学前教育における世紀の幼稚園の代替物ー
ペーターへフナー
佐藤 竺 訳

もちろん・・様々な内容が書かれていますが
なんと言っても数値とグラフで示されていますので
ハッキリとわかります。
たとえば・・・・

空想力に満ち、決まりを遵守でき
授業専念能力が高く、争いごとを自分たちで解決でき
他人への配慮ができ、そして授業中の独創性が高い
なんていう分野で
森の幼稚園の子達の方が正規の幼稚園を出た子達よりも
小学校一年時で
高い数値が出ている
などです。

面白いでしょ。

私としては・・
そう言う要素を
幼稚園や保育園がもっと上手に
そして普通に
取り入れていけば
ワイルドな子供・・特に男子が育っていくのではないか・・
などと思っています。

morino.jpg








2009年7月22日

ハナビラタケ

例年より少し速く
キノコを見つけました・・
今日のは
ハナビラタケ(花弁茸)
・・東北では、マツマイタケというそうな。
β-グルカン含有量はアガリクスの3倍以上で
ガンに効くと
最近話題のキノコ。
子供達と森を歩いていて
偶然に見つけました。
最初は・・色的に白マイタケ・・か?

思いましたが
針葉樹の中で標高も1000m近いことから
ハナビラタケだと気づきました

写真を一枚パチリ・・・ラークはホテルの方の(^^)
001.jpg

さて・・
何にして食べようかなぁぁ

2009年7月19日

今朝の黒姫山

copy20090719083302.JPG

虹が山を覆ったのを・・初めてみた(^^)
大きい虹!

だけれど
こんな穏やかそうな山も・・・雨が降って風が吹き出せば
急転。
森の中を登っているときは良いけれど
稜線に出て
雨風があたれば
15分ほどで・・一気に体温が下がり
体感温度は・・真夏でも0度以下になり
まず
手がかじかんで真っ白になり、そのうち足の感覚までなくなってくる。
北海道で10名も亡くなるという・・合掌です・・・・
夏山最大の遭難事故が起きましたが
決して
対山の遭難ではなく
本州の2000メートル級の山でも森林限界を超えたら、
気を付けないと危ないのです

やはり一番は
地元の人と登ることでしょう。
いつも、遭難事故がある度にそう思います。。
残念でならないです。

もっとも・・今回のトムラウシは
標高差のある道を一日11時間歩くという計画自体・・無理無理
基本的に朝6時から歩き続けて夜の5時につく予定なんて
・・しかも縦走3日目ですから。

我々も
肝に銘じたい事故でした。
ガイドの判断で・・出発せざるを得なかった
山好きの・・きっと自然をこよなく愛していらっしゃったであろう方々に合掌です。





2009年7月15日

韓国ウィーク

なぜか・・先週は
韓国の方達にご縁がありました。
去年チェジュ島に呼ばれてお伺いして
韓国でもぜひ「森林療法」を立ち上げて欲しい・・と
お伝えしてきましたが
韓国内で随分・・世論が盛り上がってきているようです
悩みはおんなじで
「糖尿病」に「心の病」が
激増しているそうで
興味を持った教授や自治体や新聞社などが
積極的に動き出しているそうです。
そんな中
信濃町の癒しの森は有名・・とのこと・・ホントウか?
(でも、森林療法でも森林セラピーでもなく、癒しの森の取材・・と指名してきてくれます)

新聞社の取材が木・金と
有名な・・「観光農業学会」を立ち上げたという教授が日曜に
突然訪ねてこられて
いずれも
森を歩きながらお話をしました。
(森を歩かなければ、森の持つ力はわかっていただけないですから)
韓国の方はいつも明るく笑顔で・・すてきなのですが
だんだん
森で話を聞くようすが真剣味を増してきていて
質問もスルドイ気がします。

いよいよ
森林療法も韓国上陸間近ですね。
そんな気がしています(^^)


チェンチェンナム・・ナムは樹のこと
ニッポンノモクレン・・ホウの樹
オーガルビ・・朝鮮人参など
随分
植物の名前だけですが詳しくなってきました・・ハハ
中国も興味を持ち始めているし
既に近い療法のある
ドイツ・イギリス・ウェールズ・カナダだけでなく
ドンドン世界中に広がるといいなぁ。。


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定番のお土産をいっぱいいただきました(^^)
食べ方から切り方・保存の仕方まで教わりました。






2009年7月12日

男鹿和雄展

長野市の信濃美術館で
男鹿和雄展」が6/27から始まっている
初日も二日目も2000人を超えた人が見に来たそうな。
先日時間をやっと作って
お袋達もつれて見に行ってきた(^^)
一連の
大好きな森の絵は
もちろん全部彼の作品だけれど
ポルコの隠れ家のあのすてきな入り江も
彼の作品だとは知らなかった。
(ああいうところで愛機と一週間ぐらい過ごすのが夢!
飛ばねえ豚はただの豚さ・・とか言いながら・・ハハ)
絵の奥深さも見えた
描きすぎると写真みたいだし
一番良いときの一番の自然を目の前にしたら
もちろん敵わないけれど
一番すてきな一瞬を残すことが出来るのは
すごいことだ
と思った。
そしてびっくりしたのがもう一つ。
その前は長崎でやっていたのですが・・中高生700円・・
長野は高校生以下無料。
こんなチャンスを作ってくれているのですね
すごいぞ。
信濃美術館
3年ほど前にピカソ展やったときも
昨年、ロボトミー展が来たときもすごいと思ったけれど・・。。


8/27までやっている
ぜひ
長野県中の子供達が
見に行って
なにかを感じてきて欲しいなぁ。。
夏休みはうちの娘もずっと行っているんだ。

そう言えば
全ての音楽を担当している
天才「久石譲」は私の高校の先輩(^^)


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写真載せて良いのかなぁ?よくわかんない・・











2009年7月 4日

空白の一週間(^^)

先週、黒姫を8日間留守にしていました。
理由は
お隣の妙高市さん・・お隣りといっても新潟県になりますが
そこの教育委員会さんに依頼を受けて
妙高市フレンドスクールの
コーディネイターをしていました。
市内の小学6年生が
5泊6日間
で体験をします。
体験の先生は地元の方々・・
そこに担任の先生が自分の生徒の枠を超えて昼間は担当します。
夜は・・主に上越教育大の生徒さんが担当。
管理職も交代で来ます。
もちろん私達は
24時間体制で
全体をコーディネイト
でしたので
自動的に黒姫を留守にということなんです。

妙高市さんは
平成の大合併をして
12の小学校となり
お互い顔を知らない子達が増え
中学でしっかりコミュニケーションを採れるように
そして、次世代の妙高市をになっていく子達により郷土を知ってもらおう
との
市教委の配慮で
去年から本格的に
このフレンドスクールがおこなわれています。
たぶん・・これから日本中の市町村で
一番大事になる
取り組みだと思います。
きっと信濃町のためにもなると・・(^^)
お引き受けした次第でもあります。
「町づくりは人づくり」ですから。。


5年後には日本中全ての小学生に
約一週間の自然体験をさせる
という
総務省・文科省・農水省の3つで
進めている「小学校長期自然体験活動支援プロジェクト」
それも見据えた上で
やらせていただいてみて・・・・


親からの反対の声もあります
心配の声もあります
コミュニケーションが採れなくて、これがきっかけで不登校にでもなったら
どうするんだ・・という親御さんもいました
毎日夕方になると20人ぐらいの子達が微熱を出して家に帰りたがります
便秘にもなりますし
木工教室の時間になると10人ぐらいが手を切って飛んできます
3日目ぐらいになると疲れてきて・・
そして素も出始めて
いざこざがおきます。
でも・・最後の夜にみんなで行うキャンプファイヤーでの
各班ごとの出し物を決めての練習に取り組む姿に
徐々にたくましさが出てきます
班もまとまってきます
愚痴を言いたいのも我慢します
ほとんど輪に入らなかった子も真剣になり始めます
そして
どの班も協力しあえて、当然の結果の大成功。
この瞬間
全てが報われます。
そして
気づけば全員がちゃんとお泊まりできていました。

「子供の持つ力と可能性」
これをいつも信じているからこそ
私は
いろんな取り組みをずっとしてきていますが・・
目の当たりで見ることが
感じることが
出来て
本当にほんとうに勉強になりました。
ありがたいことです。。
先進的な取り組みにチャレンジし続けている妙高市さんに感謝です。

そう・・子供達に「無理」「不可能」
なんて言う
辞書はないのだと思えます。

2泊ぐらいでいいんじゃない?
という意見
良く聞きます。
実際に修学旅行なんかも2泊ぐらいです

3泊を超えて
始めて出てくる「素」
これが子供達をグンと大きく成長させるのだと
身をもって知りました。

こんな取り組みが
速く日本中に広がると良いな

つくづく思った1週間でした。

もっと書きたいこといっぱい・・・いずれまた・・・・ハハハ









2009年7月 1日

やっぱ、雨の中の登山

今日は
六月に入ってから始めての・・一日雨
かな。
でも・・やっぱり
登山しましたよ(^^)
だって
新人さん達元気いっぱい。
若いってすばらしい・・し、やっぱり以前書いたように
いい時代到来なのかも。

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気をいっぱい感じました
霧が幻想的でした
ぶなの原生林はすごい
雲の上に出たりまた中に入ったり・・

そんなコメントをいただきました
そう言えば
コグマが走っているのを見かけましたっけ(^^)
ラッキー

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森に住む・森で過ごす 信州・信濃町から森林メディカルトレーナーがお届けする森の時間・森の持つ力、田舎・雪国のすごさ・・

お知らせ

若い頃、私が広告代理店で担当していた
小林製薬さんからの新しい試み、
森の香りの商品のホームページ
に私が登場しています。

一度覗いてみてくださいませ(^^)


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