先週、黒姫を8日間留守にしていました。
理由は
お隣の妙高市さん・・お隣りといっても新潟県になりますが
そこの教育委員会さんに依頼を受けて
妙高市フレンドスクールの
コーディネイターをしていました。
市内の小学6年生が
5泊6日間
で体験をします。
体験の先生は地元の方々・・
そこに担任の先生が自分の生徒の枠を超えて昼間は担当します。
夜は・・主に上越教育大の生徒さんが担当。
管理職も交代で来ます。
もちろん私達は
24時間体制で
全体をコーディネイト
でしたので
自動的に黒姫を留守にということなんです。
妙高市さんは
平成の大合併をして
12の小学校となり
お互い顔を知らない子達が増え
中学でしっかりコミュニケーションを採れるように
そして、次世代の妙高市をになっていく子達により郷土を知ってもらおう
との
市教委の配慮で
去年から本格的に
このフレンドスクールがおこなわれています。
たぶん・・これから日本中の市町村で
一番大事になる
取り組みだと思います。
きっと信濃町のためにもなると・・(^^)
お引き受けした次第でもあります。
「町づくりは人づくり」ですから。。
5年後には日本中全ての小学生に
約一週間の自然体験をさせる
という
総務省・文科省・農水省の3つで
進めている「小学校長期自然体験活動支援プロジェクト」
それも見据えた上で
やらせていただいてみて・・・・
親からの反対の声もあります
心配の声もあります
コミュニケーションが採れなくて、これがきっかけで不登校にでもなったら
どうするんだ・・という親御さんもいました
毎日夕方になると20人ぐらいの子達が微熱を出して家に帰りたがります
便秘にもなりますし
木工教室の時間になると10人ぐらいが手を切って飛んできます
3日目ぐらいになると疲れてきて・・
そして素も出始めて
いざこざがおきます。
でも・・最後の夜にみんなで行うキャンプファイヤーでの
各班ごとの出し物を決めての練習に取り組む姿に
徐々にたくましさが出てきます
班もまとまってきます
愚痴を言いたいのも我慢します
ほとんど輪に入らなかった子も真剣になり始めます
そして
どの班も協力しあえて、当然の結果の大成功。
この瞬間
全てが報われます。
そして
気づけば全員がちゃんとお泊まりできていました。
「子供の持つ力と可能性」
これをいつも信じているからこそ
私は
いろんな取り組みをずっとしてきていますが・・
目の当たりで見ることが
感じることが
出来て
本当にほんとうに勉強になりました。
ありがたいことです。。
先進的な取り組みにチャレンジし続けている妙高市さんに感謝です。
そう・・子供達に「無理」「不可能」
なんて言う
辞書はないのだと思えます。
2泊ぐらいでいいんじゃない?
という意見
良く聞きます。
実際に修学旅行なんかも2泊ぐらいです
が
3泊を超えて
始めて出てくる「素」
これが子供達をグンと大きく成長させるのだと
身をもって知りました。
こんな取り組みが
速く日本中に広がると良いな
と
つくづく思った1週間でした。
もっと書きたいこといっぱい・・・いずれまた・・・・ハハハ
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