山の道・・ヒトの道
9/6に
妙高・杉野沢側から・・黒姫高原まで
信濃路自然歩道・・癒しの森地震滝コースを逆走する
みんなで歩こうイベントがあります。
信濃町と妙高市が手を組んでおこなう大事なイベント。。。
ですので
昨日・・うんと丁寧に草刈りしてきました。
夏中、ビール飲んで衰えた肉体にはきつかったぁ(^^)
で・・
地震滝に最後降りるところ
このルートのいわばクライマックス
滝を上から見て
目線で見て
滝壺から見上げる・・・ところ
補助金が付いたので、なんとか少し歩きやすく・・怪我しにくくしよう
と
観光課となったまでは良いのですが
あの石だらけのところに杭を打つわけにも行かず
ちょうど良い樹が立っているわけでもなく・・ロープもかけられず
さて・・
と夏中悩んでいましたが
いろんなところの登山道思い出しても、決して一つの答えはなく
結局
いろんなアイデアを取り入れることにしました。
当てこすりで。。
ああいう道で一番怖いこと・・一番やってはいけないのは
杭など刺したことにより
結果雪で押されて、道が崩れて垂直になってしまうこと。
3メートルも降る雪国の怖さです。
山の道を
ヒトが歩けるようにすること
維持すること
って
どこまでが正解か?
そこがわからないからいつまで経っても・・・答えもない。
登山道程度の整備なのか
トレッキング道なのか
遊歩道なのか
さて・・
ここも難しい。
写真は地震滝コースの真ん中にある「児雷也・・地雷也の洞窟」・・・初出しかな?
コメント
Posted by: かなめ [ 2008年8月30日 17:25 ]
ビールパワーでの草刈、お疲れさまでした。
道の苦しみ、たしかに有りますよね。どんな人が、どのように、どの程度の頻度で利用するのか、そして道などという異物は、ことごとくエントロピーの餌食とする大自然。それだけならまだしも、近ごろは幾多の名ルートを開拓してきた先達も経験したことのない訴訟社会です。
なんだか、楽しいはずの仕事がストレスになりそうですね。勝手な感想ですみません。
Posted by: aya [ 2008年8月30日 20:44 ]
なるほどー
何度か楽しませてもらっている
トレッキングのルートも
整備ではいろいろ考えなければ
いけないことがあるのですね。
勉強になりました
Posted by: ニチコ [ 2008年8月30日 23:20 ]
ルート整備お疲れ様でした!
その様に手入れをするのは
並大抵の努力ではないと思います。
頭が上がりません。
私も地元の山で登山道整備の
お手伝いをさせていただいたとき、
やって初めて気づくこともたくさんありましたが、
やってもやっても崩れるところもあったりと、
「どこまでが?」と思うことがありました。
難しいですね。
Posted by: こーりきー [ 2008年8月31日 14:45 ]
かなめさん
コメントありがとうございます。
そうなんです。
道づくりもそうですが
道を維持するのってとんでもなく大変なのです。
人の思いもありますし・・
自然の森の思いもあります。
難しいです。
ただ・・一つ言えるのは
その道を愛しいてる人が守らないと絶対にダメだと言うことだと思っています。
誰でもいいというわけでは・・・ないかな。
Posted by: Anonymous [ 2008年8月31日 14:47 ]
ayaさん
いえいえ
その何度か楽しんでいるルート
と言われるのがうれしいのです(^^)
ぜひ
まだまだ何度も歩いてね
毎回新しい発見があるでしょう。。
奥の深い道です・・歴史のある道は。
Posted by: こーりきー [ 2008年8月31日 14:52 ]
ニチコ様
やってもやっても崩れるところ・・ありますよぉ。
でもそこしかルートがないのなら
また
やります(^^)
しつこく。。
どっちが先に根負けするかです・・ハハ
でも・・本当に崩れきってしまうと・・直角になってしまうと、もう梯子しかなくなります。
それが巻き道だったりしたら・・アウトです。。
でも
そうやって
昔のヒトは
いろいろと工夫を凝らし、その近くにあるものを使って道を守ってきたのですよね。
だから道は奥が深い。
特に古くから守られてきた道には、地域の人々の熱い思いが伝わってきます。。
我々の代で終わりにしちゃいけない・・・だって一度死んだ道はまず甦らないですから。
Posted by: ニチコ [ 2008年9月 2日 23:24 ]
昔の人はすごいですね。
今は何でも下から運んでいきますが、
昔は「その近くにあるもの」を使って、道を守っているのですね。
これは、本当に、その「山」を守っているということなのですよね。
環境だけでなく、信仰も守られていたのかもしれません。
山から教わったもの、人から伝えられたものを受け継ぐのも
大事な役目なのですね。
Posted by: こーりきー [ 2008年9月 5日 21:51 ]
ニチコ様
今でも・・国立公園内でなければ
出来るだけ
そこにあるもの・・たとえば倒れている樹などを使って整備します。
その整備の仕方なども
先人の整備を見て・・真似をし
よその山へ行ったときには・・その地域独特の治し方を見てきて・・優れたものは、そこに適応するものは使わせていただきます(^^)