あずさの木
日々体験教育で出かけている毎日ですが・・
黒姫の森の特長に
「あずさ」の大木が結構多いことが上げられます
あずさはミヅメともヨグソミネバリとも呼ばれるもので
信州では古くから「あずさ」と呼ばれ
「梓弓」や「お六櫛」に使われてきました。
独特のサロメチールのような香りが
きっと御岳信仰の中から、櫛に使われるようになったのでしょうし・・
(残念なことに最近は梓が減ったので柘植櫛をお六櫛として
土産物屋で売っています
・・・でもまた植樹していると新聞に先日出ていました(^^)
また
弓に使われてきたのは
独特の粘りのある樹で
材としてもっとも優れていたようです。
これは
調べてみると北海道・・アイヌでもそうだったようで
表と裏で張り合わせて古来より使っていたそうです・・
北海道には今もあずさの木はいっぱいあるのかなあ?
「弓」
奥が深いようです。
やはり、ヨガや気功と同じく
呼吸法につながっているようですし
あの集中力
そして樹の感触、矢の感触は
そして
貯めた筋力と放つときの筋力は
素晴らしいなにかを
生み出すようです。
・・そうそう
弓と例のセロトニンを結びつける学者さんの論文がありましたっけ・・
私も体験や森の活動で
弓矢を作りますが
それを引いて
真剣にねらう子供達のまなざしは
美しいぐらいの
神々しさです。
撮影:管洋志
One by Oneこども基金 アファン”心の森”プロジェクトにて
コメント
Posted by: きんこちゃん [ 2006年7月24日 12:00 ]
こんにちは
弓とセトロニンも結びついているんですか?
日本古来の物というのはどこかしら結びついていそうですね
それをやらなくなったことにより、日本人はおかしくなっていっているのかも
って思いました
Posted by: こーりきー [ 2006年7月24日 19:32 ]
そうらしいです。
とても面白い論文でした。
今度いらしたときにお見せします。
なるほど
なるほどと
一瞬で読み終えちゃいました(^^)