トロッコ・・
トロッコ・・
良い響きです。
同じブログ内の
「そまびとたちの奮闘記」にとても興味深い
「トロッコ」の話が載ってました。
信濃町も総延長20キロ以上走っていたようです。
黒姫の裏には「さんか」の方たちも暮らしていたそうです。
簡易製材所も黒姫の裏と妙高の黒姫側にあったようです
いろいろと聞き取りしたり一緒に歩いていただいて、一時調べ回りました。
いいですねぇ。
ほぼ平らで地盤のしっかりしたところが・・
昔の人の知恵でドンドン見つかっていくんです。
今の道と違う草ぼうぼうの方が
昔の道で・・
そして確かにその方が平らで実は歩きやすそうだったりして。
信濃町の癒しの道の一つ「地震滝ルート」も
トロッコ道を利用しています。
ですので標高差がほとんどないロングトレイルがとれています。
ありがたいです。
ちなみにうちの町では・・主に馬が曳いて登っていったそうです。
縦棒のブレーキ一つ頼りに
とんでもない量の木材を
カーブを傾いて下ってくるスリル
たまんないでしょうねぇ・・なんて言ったら昔の真剣だったかた達に怒られるかな?
きっと何度も転倒して命がけだったのかも知れません
でも男のロマンを感じてしまうのは
これも・・
森の中でずっと暮らしてきたDNAのせいでしょうか(^^)
コメント
Posted by: かなめ [ 2006年7月14日 12:14 ]
こちらのブログには、はじめておじゃますると思います。どうぞよろしくお願いいたします。
県内で、「さんか」の記載のある場所があることを、はじめて知りました。「さんかしゅう」と漢字表記になっているのですね。
信濃町にうかがう機会がありましたら、ぜひたずねてみたいものです。
場所は、やはり清流のそばなのでしょうか。
セラピーの道には、森林鉄道の跡が「勾配が緩やかで適している」というふうに聞いていましたが、トロッコの軌道跡は最適なのでしょうね。
山の営みの痕跡を見るたびに、日本人が日本の木を使うことが、本当に「語り草」になってしまわないよう、栄養と酸素を送り続けたいなと感じます。
Posted by: こーりきー [ 2006年7月14日 22:07 ]
かなめ様
こんにちは・・
いよいよ来てくれましたね(^^)
正確に言うと
黒姫の真裏・・県境を少し越えたところにこの製材所はあったようで、新潟県になります。
当時は山の裏側には県境なんて存在せず同じ生活圏内だったのでしょう。
然も・・さんかしゅうにとってはなおのこと。
ハレの日とケの日を決めて守り
ハレの年とケの年を決めて、山を順番に周り
そして採り尽くすことなく
山をしっかり休めて
ずっといただき続けてきたのでしょう。。
まさに
理想的です。
このブログの理念と一緒です・・ハハ
にしても
いつも・・ほとんど同じことを考えて活動しているんですね。
嬉しい限りです
何で表現しているかの違いはあれ
。
100年生きてきた樹は
100年使ってやらなきゃ
バチが当たる
という
昔の職人の考え方が
私は大好きです(^^)
Posted by: かなめ [ 2006年7月16日 05:45 ]
「採りつくすことなく」ということが、この時代では困難、というよりもほとんど不可能ですよね。異常に膨れ上がってしまった人間の数のことを考えると、自分もそのひとりでありながら、憂鬱になってしまいます。山の中で暮らしていると「本当に東京にはあんなにたくさんの人が暮らしているのだろうか」などとも考えてしまいます。そこには、なかなか現実を受け入れられない自分が居るのでしょう。
先日、その東京で生活しながら、持続可能な社会を、技術革新だけで実現できると本気で信じている大人に出会い、愕然としました。
働き続けましょう(何だか思いコメントになりました…ごめんなさい)。
Posted by: こーりきー [ 2006年7月16日 09:18 ]
かなめさま
・・なるほど。
いろいろな方がいますね。。
文部科学省が「ESD」いわゆる
「持続可能社会のための教育」
なんていうすばらしい方針を打ち出したので(実際には何をしているのでしょうか??・・ハハ)
環境教育・体験教育・健康という分野で
地方にいる我々に出来ること・・
ということで様々なことをしていますが
やはり
ホンモノを見てもらい
ホンモノを感じてもらい
ホンモノを身をもって体験してもらうことが
一番
大事かなぁと
思って動いています
働き続けますか(^^)
田舎は田舎で・・取りあえず。