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森の時間でスロー起業

NPO法人 森の生活の代表ブログ。森にこだわったツーリズム、セラピー、etc…

2007年12月25日

ディップ式に挑戦!

小学生の放課後の居場所作り「キッズスクール」で、蜜ろうキャンドルづくりしました。でもね、今回はいつもの粘土式ではなくて、たまにやる溶かした蜜ろうを型に流し込むやり方でもなくて、ディップ式に初挑戦!


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ディップ式とは、溶かした蜜ろうに糸を浸してすぐに引き上げ、1分ぐらいたつと蜜ろうが冷えて固まってくるので、また浸しては上げを繰り返すやり方なんです。


参加者の中には「えー!?そんなのいつまでかかるのー!?遅くなるとお母さんに怒られちゃうよー!」と心配する子もいましたが、浸しては上げてを数回繰り返すと見る見るうちにロウソクっぽくなり、30分ぐらいで小さめのが完成!


完成した蜜ろうキャンドルに火をつけて、白樺の新芽茶とパイ生地を焼いたお菓子でキャンドル・カフェタイム。


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ディップ式ははじめてだったけど、みんな楽しんでくれたみたいだし、お手伝いの大人組みの受けも良く、個人的にも気に入りました。


粘土式の場合、キャンドルを作ることよりも好きな形を作ることにみなさん意識がいきがちで「これってキャンドルとしてどうなの?」という作品もままあり、それだと飾り物になっちゃって、それはそれで楽しいんですが、火を点けて「やさしい時間」を過ごして欲しいので、そういう点では、ディップ式だと純然たる細長いキャンドルができあがり、火をつけたくなるので好都合です。

2007年12月 9日

やさしい時間の過ごし方

士別市の平成19年度第2回公民館セミナー/道民カレッジ連携講座(テーマ「環境」その2)の講師としてお招きいただきました。


この講座は一般市民の有志「公民館セミナースタッフ」の手により運営されていて、そのスタッフをされている方と知り合いで、今回の話に発展しました。


事前の打合せ、蜜ろうキャンドルづくりの練習と2度も下川に足を運んでくださり、迎えた当日。


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↑会場入りするとこんな素敵なポスターが!


タイトルがいいですよね。「やさしい時間の過ごし方」。そのタイトルに込められたメッセージがまたいいです。


私たちにとって「やさしい時間」は
きっと、地球にとっても「やさしい時間」のはず
 ―もの作りを通して、環境について考えます


2部構成になっていて、第1部が講演「楽しみながら自然と共生」、第2部がもの作り「はちみつ(蜜蝋)キャンドルを作ろう」。定員いっぱいの30人の方々がお集まりくださいました。


まず最初に士別の小中学生に対して「未来の士別はこんなまち」というインタビューをしたVTRを見て、そこからキーワードを拾って、環境の話に持って行くというのが私の役割。


やっぱり自然・森林・羊・合宿・雪という地元の資源を大切にしてというキーワードが多かったけど、一方で買い物が楽しめる大きなお店が欲しいという無いものねだりの発言があったり、いろんなキーワードが出てきました。


それらを全部ひっくるめると、20世紀的な自治体の総合計画のような感じ。総花的、八方美人。それで、私が提案したのは、「優先順位をはっきりさせましょう」といこと。で、環境の話に持って行きました。


深刻な現状の話からスタートして、最後は、楽しみながら自然共生の具体例として、「でんきを消して、スローな夜を」100万人のキャンドルナイトを紹介し、そのキャンドルは蜜ろうキャンドルで、という流れでもの作りへと移りました。


蜜ろうキャンドルづくりはお湯の温度が上がりすぎて蜜ろうが溶けてしまうトラブルが続出しましたが、なんとかみなさん作り終えて、いよいよ本日のメインイベント、蜜ろうキャンドルに火を灯します。


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蜜ろうの明かりを囲みながら、環境のこと、士別のこれからのこと、テーブルごとに話し合ってもらい、最後にテーブルの代表者から一言ずつもらいました。


キャンドルの明かり一つ一つは小さく心細いけど、こうして集まると明るくにぎやか。環境に対する取り組みも一人一人の行動は小さく心細いかもしれないけど、みんなで取り組めば大きな力になる…そんな趣旨のコメントが最後にあり、全くそのとおりだと感服しました。


士別のみなさん、ありがとうございました!

2007年12月 8日

美深で蜜ろうキャンドルづくり

美深高等養護学校の寄宿舎「清和寮」にて、寮の解放日の企画で「クリスマスキャンドル制作」を行いたいとのことで、地球温暖化防止のお話しと蜜ろうキャンドルづくりの指導をして来ました。


この学校にお勤めのご夫婦が夏にお子さんと一緒に蜜ろうキャンドルづくりを体験しに来てくれて、それで今回の企画につながってんですよ。


生徒さん達と先生方、それに外部からも参加があり、20名を超える参加者がありました。みんな集中して作ってくれて、いつもより早く次々と作品ができあがっていきました。


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↑リアル?なブタさん


中にはクリスマスを待たずにさっそく火を灯したがる子もいて、火を着けてあげるとなんだか満足げでした。これから冬至に向け長くなっていく夜を蜜ろうキャンドルの明かりで楽しんで欲しいです。


余談ですが、お土産にもらったかぼちゃパイがとっても美味しかったです。美深土産にオススメ!

2007年11月15日

みつろうそくづくり

小学生の放課後の遊び場づくり「キッズスクール」は3年目。担当者が毎年変わりながらもみつろうそくづくりは定番メニューとして人気があります。


白いロウソク(パラフィン)と黄色いロウソク(みつろう)の違いを比べることで、モノの原材料までさかのぼって考える訓練を行い、地球温暖化を始めとする環境問題を根本から考えることがミッションなんです。


が、難しいことはさらっと話して、あとは粘土遊び。自然に還る物で遊んで楽しいって感覚を身に付ける方が大切。理屈を理解するのはもっと後でいいと思います。


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↑みんなこねこねしながらイメージを形にしていきます。


12月25日にもみつろうそくづくりしますが、そのときは粘土式ではなく、流し込み式です。溶かしたろうを型に流し込むだけなのですぐに終わりますが、後半、みつろうそくに火をつけて炎のゆらめきとお茶とクッキーを楽しむ時間を設けます。

2007年11月11日

木質バイオマス体験会

久しぶりに体力勝負のイベントだったっす。


 ・間伐、枝払い、玉切り、葉っぱ回収
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 ・間伐材搬出
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 ・チップ化
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 ・木質バイオマスボイラーの見学、チップ投入
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 ・アンケート記入、五味温泉入浴券進呈


これだけの内容なので3時間じゃギリギリだと予測していたんだけど、参加者・スタッフ総勢15名は精鋭ぞろいで、チップ化までが予想外に早く終わり、余裕を持って終えることができた。参加者のみなさんに感謝!


プチサプライズというか、おまけ的に、お茶っ葉を入れる小さな袋にできあがったチップを入れてお土産にしてもらった。タンスに入れれば香り付けと抗菌になるし、お風呂に入れてアロマバスにするのもいい。これが思いのほかいい香りで、個人的にハマッテくんくん嗅ぎまくっていた。


あぁ、これで五味温泉入って風呂上りにビールをキューっとできたら最高だな…という雑念を振りほどき、午後は蜜ろうキャンドルづくりのお相手。12月9日に士別で開催する環境セミナーの下見にスタッフのお二人が来てくださった。午前から続けて。ありがたい。


そうそう、今回の参加者は帯広、士別、名寄、美深、下川と道内、特に下川周辺が多かった。身近な人々と一緒に、環境のこととか健康のこととか、もっと一緒に行動していきたい。


▼追記
名寄新聞の記事にもなりました。
↓リンク先のページの一番下の記事です。
http://www.nayoro-np.com/news/2007-11-14.html

2007年6月27日

好評につき再上映

ようやく肩の荷が下り、あとは集計とお礼のあいさつまわり…と一息ついたところへ


好評につき再上映 前売券お持ちの方お見逃しなく


…今(20:30)届いた明日の名寄新聞朝刊?にも掲載されていますが、第一電気館さんのご好意により、


6月30日(土)と7月1日(日)、それぞれ13:00から「不都合な真実」再上映が決定しました!


今週に入りあちこちで「いや~結局観にいけなかった」という声を聞きましたので、観に行けなかった方、特に前売り券をお持ちの方!ぜひ最後のチャンスをものにしてください!

2007年6月19日

地球温暖化パネル展


名寄信用金庫本店の裏、赤レンガの家「きらり」で開催中。残りは6月22日(金)、6月23(土)の2日間。10:00~17:00。詳しくは→http://www.nayoro-shinkin.jp/kirari/detail.php?id=19


私は6月23日(金)10:00~13:30の担当です。ぜひ遊びに来てください。

2007年6月15日

「不都合な真実」のパン、その正体は…

↓名寄新聞2007年(平成19年)6月15日(金曜日)付朝刊記事
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*画像をクリックすると拡大します

2007年6月 5日

NHKラジオ出演

明日6月6日朝7:40~8:00の「おはようもぎたてラジオ便」の環境メッセージというコーナーに地球温暖化と森林といったような内容で5分くらい出演予定です。北海道地球温暖化防止活動推進員ということで声がかかりました。


先日も映画「不都合な真実」の宣伝を兼ねてFMなよろ・Airてっしに出演したんですが、録音した自分の声って何か違和感ありますよね。

2007年5月21日

チケットの山

2007年5月20日

「不都合な」集まり

「不都合な真実」上映実行委員会・道北の集まりを明日、5月21日19時から名寄・第一電気館にてやりますので、ご協力いただける方はぜひお集まりください。チケットが刷り上り、いよいよ販売開始です!

以下、PR文です。


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映画「不都合な真実」(文部科学省特選作品、第79回アカデミ
ー賞最優秀長編ドキュメンタリー賞受賞)が日本最北の映画館
で上映決定!


「地球の裏切りか?人類が地球を裏切ったのか?」


地球温暖化という現代人にとって耳の痛い「不都合な真実」と
正面から向き合う時が来ました。

日本最北の映画館に足を運んでください。私たちが地球のため
にできる小さな一歩が、ここから始まります。


[上映劇場] 名寄第一電気館(168席)
 (名寄市西3条南5丁目 tel:01654-2-3288)


[上映スケジュール] 2007年6月11日(月)~6月24日(日)
平日 13:00 19:00  土日 13:00 15:00 17:00 19:00
 メインデー6月22日(金)夏至・100万人のキャンドルナイト
 *上映時間96分


[チケット]
 ・前売り 小学生800円、中高大生1,100円、一般1,300円
 ・当日  小学生1,000円、中高大生1,400円、一般1,800円
 (完全入替制)

[主催] 「不都合な真実」上映実行委員会・道北
 事務局:NPO法人森の生活
 電話:01655-4-2606 FAX:020-4663-3671
 e-mail: ↓こちらのメールフォームよりお願いいたします
       https://forestlife.dreama.jp/5/6/
HP: http://www.forest-life.org/


[共催] 名寄第一電気館


[後援] 下川町・北海道上川支庁・下川町教育委員会・上川
 教育局・上川北部森林管理署・北海道新聞社名寄支局・名寄
 新聞社・北都新聞社・エフエムなよろ


[協賛]北海道電力株式会社名寄営業所


[その他]
・この売上の一部は、地球温暖化防止活動に役立てられます。
 どのように役立てられたか、後日事務局ホームページ
 http://www.forest-life.org/で公開します。


・「不都合な真実」上映実行委員会・道北では、映画のPR、前
 売りチケットの販売、上映期間中のエコ企画、100万人のキャ
 ンドルナイトにご協力いただける個人・団体を募集していま
 す。詳しくは、事務局までお問合せください。


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2007年4月20日

「不都合な真実」上映準備会

月曜日に開催した準備会の様子を名寄新聞社さんが記事にしてくれました。こちら(リンク先の一番下の記事)をご覧ください。

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2007年4月12日

日本最北の映画館で「不都合な真実」上映決定!

先ほど日本最北の映画館、名寄市の第一電気館で「不都合な真実」上映の打合せをしてきました。


6月22日(金)夏至、100万人のキャンドルナイトを含む、6月11日(月)~24日(日)の2週間の上映が決まりました!


この期間はアースデイEZOでもあるので、地球のことを考えて行動するイベントを道北でいろいろ仕掛けたいと思っています。また、映画館を核とした商店街のにぎわいづくりにもつながれば、一石二鳥ですね。


前売りチケットの販売や協賛イベントなどで協力していただける方がいらっしゃいましたら、お問い合せメール送信フォームよりご連絡ください。

2007年2月10日

ペレットストーブ

下川産のトドマツを使った住宅の見学会にてペレットストーブの展示もやってた。いろんな人が来ててなかなかのにぎわい。



地元の木を使って家を建て、暖房もまかなえたら最高の温暖化防止だなぁ。昔は当たり前だったのに。これからはウッドマイレージやFSC、木質バイオマスエネルギーといった評価基準のもとでまた当たり前になっていくのでしょう。


ちなみに今日から下川はアイスキャンドルミュージアム!温暖化の影響で危機が訪れている天然のアイスキャンドルを見に遊びに来てください!


↓携帯用ホームページ
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2006年12月 6日

キッズスクールはみんな元気!

今回は型に溶かしたみつろうを流し込むキャンドルづくり。みつろうという天然素材を使うことで、化石燃料からできているパラフィンキャンドルとの違いを学び、地球温暖化にも思いをめぐらせてくれぇ~という企画。


北海道地球温暖化防止活動推進員としての派遣事業なわけです。まぁオカタイ話はちょっとだけ間に挟んで基本は楽しく。


今日はキャンドルづくり自体は簡単に終わるので、後半はキャンドルを灯してその明かりをながめながらお茶とクッキーを楽しみました。


キャンドルの楽しみ方の1つとして、キャンドルを使うアロマポットを紹介し、北海道モミと高知ユズの精油の香りを漂わせてみましたよ、実験的に。


小学生にはまだ早いかな?と思ったけどすごく気に入ってくれた女の子がいたのでやってみてよかったな。

2006年11月 8日

役場でウォームビズ研修

北海道地球温暖化防止活動推進員として役場でウォームビズ研修の講師をさせていただいた(関連記事:名寄新聞社HP←リンク先のページの一番最後の記事)。


ちょうど前日に佐呂間の竜巻災害があったばかり…助役さんのあいさつでも話題になっていたが、地球温暖化にともなう気候変動の影響が多かれ少なかれあったんだと思う。そう思うとますますイタタマレナイ気持ちになる。


内容は、以下のレジュメのような感じでした。最後の例題のキーワードは、オーガニックコットン、フェアトレード、エコサークル。参加していただいたみなさんの感想が気になるなぁ。


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部屋を暖かくする前に、自分の体を暖かく!
~ウォームビズから始める持続可能な社会づくり~


北海道地球温暖化防止活動推進員 奈須 憲一郎


1.はじめに


2.北海道地球温暖化防止活動推進員について


3.北海道ウォームビズ・プロジェクト2006について


4.地球温暖化の状況について


5.地球温暖化防止のためになればそれでいいのか?
  バイオマス(生物由来の資源)について


6.目指すゴールは「地球温暖化防止」ではなく「持続可能な社会」
  そのためのルール、ナチュラル・ステップの「4つのシステム条件」について


例題 ウォームビズを実践しようと思ったAさんが、シャツと上着の間に着るカーディガンを買いに出かけたところ、コットン(綿)製とポリエステル製の商品がありました。さて、あなたならどのように考え、どのように行動しますか?


7.おわりに

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森の時間でスロー起業 北海道下川町で起業しました…ってどこだかわかりますか?国が認定する環境モデル都市の中で最もコンパクトな社会実験空間です!
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