Merry Christmas and Get Back to the Forest.
みなさん、メリークリスマス!
今日、事務所に来たら...
サンタとトナカイが待っててくれて
なぜかりんごをくれました。笑
あと、
こんな素敵なクッキーも。
で、クリスマスのメッセージに便乗して
森の生活からメッセージをお伝えしたいなと。
森の生活のキャチコピー
精油事業を正式に引き継いだ頃からこれ
Get Back to the Forest.
なんですが、実は深い意味があったりしますので、
うんちく述べさせていただきます
(既にどこかで語ったような気もしますが...)。
ポイントは Forest の部分にありまして、
この Forest に二重の意味を込めています。
一つは、ザ・ビートルズ (The Beatles)の名曲
「Get Back」の歌詞に出てくる
Get back to where you once belonged
という部分の後半
where you once belonged
かつてあなたがいた場所
という意味です。
私たち人類は、元を辿れば森に暮らしていた猿です。
その歴史の99%以上を森で暮らしてきた森の民です。
かつて私たちがいた場所、それは森なのです。
弊法人の設立趣旨にはこう書きました。
--
私たちの体は遺伝子レベルで森との生活を記憶しています。
頭では森や木の肌触りが嫌だと思っていても、
体は、森や木と同調しています。
人が人らしく健康的に暮らすには、森とともに暮らすのがいい。
森で過ごす時間が長ければ長いほどいい。
森を歩き、野草や果実を摘み、狩りをし、食べ、寝る。
そうやって人類は暮らしてきました。
現代の生活はあまりにも森と切り離されています。
--
だから、
もといた場所に戻ろう
そういう呼びかけです。
Forestに込められたもう一つの意味。
それは、
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
(Back to the Future)
のタイトルの後半
the Future
未来
です。
私たちの社会が直面している最も根本的な課題は何か。
その一つは持続可能性でしょう。
持続可能な社会を作ろうということは、
人間社会も含む
最も多様で安定した生態系を作ろう
ということと同義です。
そして地上で最も多様で安定した生態系とは、
その極相である
森
です。
森は、かつて私たちがにいた
過去
というだけではなく、
持続可能性が問われる現代にあっては
目指すべき
未来
でもあると。
だから、
Get Back
というのは
帰ろう
というより
還ろう
つまり、まわり巡って同じ場所に辿り着くんだけど
そこは全く同じ場所ではなくて、
螺旋階段をぐるっと一周上った場所
上から見ると同じ場所だけど
横から見ると上っている
そういう未来に進もうと
そういう
感じです。
あぁ、我ながら長い...
ここまでお付き合いいただいた方、
いらっしゃいましたらありがとうございます。
最近はツイッターばかりですが、
来年からは別な角度でブログを充実しようかなぁとか
いろいろ思案中。
ご意見などありましたらぜひお聞かせ下さい。
今年もおかげさまで無事年を越せそうです。
体調を崩しやすい季節ですが、
どうかみなさん健やかに年末年始をお過ごし下さい。
コメント
Posted by: sasaki kaoru [ 2010年12月24日 17:38 ]
メリークリスマス!奈須ケンさん。
ご無沙汰しておりますが、覚えていてくださりますでしょうか?生活の木・佐々木です。実はご相談したいことがありまして、年末で恐縮すが来週ご連絡させていただきたいと思います。
今、アドレスがわからなくて検索していたら、このブログにたどりつき、取り急ぎ書き込ませていただいちゃいました。よろしくお願いします*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o○☆*゜¨゜o○☆*゜¨゜
Posted by: ナスケン [ 2010年12月25日 06:30 ]
>佐々木さま
おぉ!ご無沙汰しています!メリークリスマス!以前いただいたメールアドレスにメールしておきますね。
Posted by: カルナ [ 2011年1月 7日 00:25 ]
あけましておめでとうございます。
クリスマス記事のところに
年頭の挨拶もアレかと思い
ましたけど。
何はともあれ本年もよろしく
お願い致します。
Posted by: ナスケン [ 2011年1月13日 14:27 ]
>カルナさま
あ、ここへのコメント通知がこなくて気付くの遅れました。こちらこそ今年もどうぞよろしくお願いいたします!