リーダーシップ、人としての器、人徳、あるいはカリスマ性といったものについて
小学校の4年生ぐらいから考え続けているような気がします。
望むと望まざるとに関わらずリーダー的な立場になることがそれなりにあり、その度に自分には、リーダーシップ、人としての器、人徳、あるいはカリスマ性といったものが欠乏しているという事実に向き合わざるを得ませんでした。
そして、ここ数年は有給スタッフを擁する経営者として、今まで以上にその事実と直面しています。
さらに、一人の人間の「親」という立場が加わり、自分の人としての器に日々試練が与えられています。
だからこそ、なのか、自分的には驚くべきスピードで人間性のようなものが成長しつつあるような感覚があります。
それは同時に、いろんな人たちに迷惑をかけ、後悔し、自分自身のあり方の軌道修正を行っているということに他ならず、要するに、何と言うか、太宰治的な感傷にひたってしまうのです。生きててスミマセン、と。
今は自分の器が小さくて自分が吐き出す迷惑であふれてしまっていますが、少しずつ器を大きくして他人の弱音や失敗を受け止める事ができるようになりたいです。
他人に迷惑をかけた分だけ他人に優しくなれるのだとしたら、ボクには相当な可能性があると思います。
もうすぐ37歳。人生の折り返し地点にさしかかっているのか、とうに過ぎているのか、まだなのか、良くわかりませんが、これからは他人の迷惑を赦すことの方を増やしていきたいです。
うーん、なんか暗いというか、くそ真面目というか...まぁそういうときもあります。
北海道下川町で起業しました…ってどこだかわかりますか？国が認定する環境モデル都市の中で最もコンパクトな社会実験空間です！
コメント
Posted by: カルナ [ 2010年5月 1日 15:59 ]
そちらもすっかり雪が消えましたか？
驚くほど、奈須さんが若かった！
いやいや自分の年齢を考えることもないだけ、
よそ様の年齢を推察することもなかったのでアレですけど^^;
迷惑と思わず、ドンマイと思っている方も多いと思うんです。
あ、これだからアレなんですけど＠＠
僭越ながら私の目にも奈須さんは高価で尊い映っています。
振り返りながら新たな一歩を踏み出そうとしている
（勝手に解釈してスミマセン）奈須さんにさらにエールを送ります！！！！
Posted by: ナスケン [ 2010年5月 2日 08:56 ]
＞カルナさま
コメントありがとうございます！森はまだ雪残ってます。まだまだ驚かれるほどの若輩者なのです。高価で尊いなんて滅相もないです。陽あらば陰あり。未来あらば過去あり…なんだか哲学モードになってきちゃいました（笑）。「振り返りながら新たな一歩を踏み出そうとしている」というのはご明答です！
Posted by: こーりきー [ 2010年5月 7日 08:40 ]
すごい投げかけですね・・（＾＾）
つい私も
ブログに真剣な投げ掛けしてしまいました・・ハハ
じつは
私もいつも
考えていますよ。
おんなじこと。。
ヒトとしての器！！
ヒトとしての優しさ！
カリスマ性や、リーダーシップ、人徳
というのは考えるものではなく
人が評価してくれるものだと小さい頃から思っているので
こちらはあまり考えたことがないなぁ。
「かなわん」・・・と
おもうことは
たまーーにあります。。
そう思えることが大事だと思いますし、そう思える人に会えることが至上の喜びです。
だって
また
その日から
頑張れますから（＾＾）
Posted by: ナスケン [ 2010年5月10日 09:40 ]
＞こーりきーさま
「人が評価してくれるもの」として自分の思うがままに生きれたら楽なのになぁと思います。「もっと良く思われたい」というエゴが未だにあるんですねぇ。ちょっと森に行ってこようかな。