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森の時間でスロー起業

NPO法人 森の生活の代表ブログ。森にこだわったツーリズム、セラピー、etc…

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事業仕分け

すんごく混乱してますね。短期間でやりきらなきゃいけないから「費用対効果を数字で!」という評価軸にしぼって、ある意味機械的にやっているような印象を受けます。

でも大胆にそうやってしまうことで、良かった点、悪かった点が明確になって軌道修正しやすいような気がします。侃々諤々、多時争論、いいじゃないですか。

私は自分の性分もあって「人間追い込まれないとやらない。でも追い込まれたらやる」という持論の持ち主なので、私たちはこの混乱を乗り切れると信じています。

ただ、こういう混乱期にアノミー的自殺が増えなければいいんだけど...という心配はあります。リーダーが「私たちはこの混乱を乗り切れる」という自信を社会に植え付けることができるかが鍵でしょうね。

そうそう、11/18朝日新聞朝刊のテレビ欄裏、社会面「事業仕分け どう見た?」という記事の最後に私のコメントが出ました。

2回に分けて40〜50分の電話取材を受けたんですが、50字ちょっとでまとめてあって、読む人によって解釈がわかれるような感じでした。

事業仕分けについては関心はあったものの北海道新聞の記事を流し読みするぐらいで、よくわかっていなかったんですが、

私も多少関わりのある地域の公園整備事業に「里山エリア再生交付金」という事業仕分けで廃止になった予算が使われていて、その予算が廃止になったことに対してどう思いますか?と聞かれ、第一声

「まぁしょうがないんじゃないですか」

と答えました。

真意はこうです。

▼今までのやり方を大きく変えようとみんなで選挙を通じて意思表示したんだから、ばっさり大なたを振るることは必要(個別に細かく見ているような時間はない)

▼その過程で個別の有効な事業が切り捨てられてしまうだろうけど、本当に必要な事業なら別の予算を捻出するなり、何らかの手だては可能なはず

▼下川の事業については、地域にとって必要な事業で、税金の無駄遣いとは思わない

▼でもこの交付金ありきで計画したわけではないので、地域で知恵を絞って別な道を見つける


その後、気になって新聞記事を今までよりちょっと意識して読むようにしてますが、それにしても「大なた」の鉈の種類がイマイチですね。

費用対効果の発想は必要だけど、「数字」だけで評価するというのはあんまり好きじゃないです。

それと、いつも切れ味の良い鉈が原子力関係になると切れ味が鈍るような気がしているのは私だけでしょうか?

コメント

Posted by: みと   [ 2009年11月26日 14:22 ]

こんにちわ ご無沙汰しております。
ご活躍を、まぶしい感じで拝見しております。

キャンドル事業でお世話になってから、ずいぶん時間が経過しましたが、
公民館セミナーで再度お願いしたく、ご連絡を差し上げました。

前回は、私ともう1名が事前に体験で伺いましたが、
今回は、公民館職員、市民スタッフが出来る限り事前に下川で体験しようとの計画です。

事前体験が2月後半以降の日曜日、セミナーが3月20日(土)あたりで、講師の都合を確認しようということになりました。

予定を教えていただけますか?

公民館からの連絡と重複していたら、ごめんなさい。
また、連絡用にコメント欄を使用して、失礼しました。

Posted by: ナスケン   [ 2009年11月26日 16:19 ]

>みとさん
 おぉ、ご無沙汰です!まぶしいですか、最近おでこに脂がのってきたので光っていますか!?(笑)
 さて、3/20(土)でしたら今のところOKです。
↓この頁から連絡ください。
https://forestlife.dreama.jp/5/6/

Posted by: かるな   [ 2009年11月26日 16:58 ]

種をまいてすぐに刈り取れるものって
ないと思うんですよねぇ。
木を見て森を見ず・・・
森をみて実を観ず・・・
どのように表現するといいのかしら。

ま、個人的にも影響があるなぁ~と
思っていますけど、私も「仕方がない
よなぁ~」と思っています。
ただ無気力とか受け入れすぎてしまっ
ているというのではなく「必要であれ
ば改めて・・・」と思っています。

益々のご活躍を期待します♪

Posted by: ナスケン   [ 2009年11月27日 06:25 ]

>かるなさま
 そうそう、電話取材でも話したんですけど、補助事業とかって単年度主義で、もっと複数年で事業をして、それこその評価には時間がかかりますよね。
 ホリスティック医学もそうですけど、これをしたからこう良くなるって単純なものじゃないですし。
 この薬を飲んだらこの病気が直る、そんな西洋医学的な発想が今の事業仕分けにはあるのかもしれません。

Posted by: こーりきー   [ 2009年11月27日 08:21 ]

ナスケンさん
久しぶりです。。
相変わらず精力的に・・北海道で頑張っている人がいると、長野でも頑張れます(^^)

仕訳人に私の大学の同期がいるのでなんともコメントしづらいですが、
一度どうしても必要なことでしょう!
今後・・増税を国民にお願いするにしても(今の医療制度で今の健康保険制度でしたらどうしても増税は必要でしょうから)

>大胆にそうやってしまうことで、良かった点、悪かった点が明確になって軌道修正しやすいような気がします。侃々諤々、多時争論、いいじゃないですか。


私も大賛成です。
取りあえず国民は選んだ訳ですから
一年ぐらいは見守るべきです・・ハハハ
黙ってではなくて、批判でもなくて・・
意見を言い合って
ね(^^)


Posted by: ナスケン   [ 2009年11月27日 11:09 ]

>こーりきーさま
 『ドイツの自然・森の幼稚園』でこーりきーさんのお名前拝見して私も刺激を受けていたところです!
 税金高くてもスウェーデンみたいに成長している国もありますね。
 1年は見守りつつ、意見は率直に言い合う、そういうスタンス、大事だと思います。

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