【募集終了】下川で自分を試してみませんか
急展開で、田舎で働き隊の研修生を受け入れることになりました。
募集内容など詳細は、北海道ふるさとづくりセンターのホームページでご確認ください。
思い起こせば約11年前の7月20日、修士論文の調査のために下川に来て、その日最初にやったことは、調査ではなく、西村商店という酒屋さんでのバイトでした。
そこでレジ打ち、配達のバイト(途中からは集成材工場のバイト)をしながら、町内を自転車で移動して聞き取り調査を行い、森林組合から借りた苗畑作業の休憩小屋に約2ヶ月間住み込みました。
当時の私は大学院の修士課程2年で、修了後は自分が学んだ内発的発展論を実行に移すために、小さめの自治体に就職するつもりでした。
しかし、町村というのは、名古屋・札幌と都市で暮らしてきた私にとってはブラックボックス...なんとなく地縁血縁のしがらみが強そうで、よそ者が受け入れられるのだろうか?という不安があり、帯広市か北見市を受験する予定で願書も取り寄せていました。
ところが、下川に滞在するうちに、Iターンしてきた人、Uターンしてきた人、ずっといる人、地域づくりに熱心な人、そうじゃない人、雇っている人、雇われている人、いろんな立場の人たちと接することができ、
地域社会がなんとなく見えてきて、「ここなら自分を生かすことができそうだ」と思い、下川町役場の試験を受け、1999年4月1日から2005年4月30日まで働き、その後NPO法人を設立して現在に至るわけです。
そういう経験をしてきた立場から、「いきなり移住する前に、お試し移住的な期間があった方が良い」と思っていましたので、今回の田舎で働き隊は可能性がある取り組みだと思っています。
下川の場合は、田舎で働きたい!と来た人をたくさん見てきましたが、いろんな事情で出て行った人もたくさん見送ってきましたので、そういう人たちの再チャレンジにもなるかもしれません。
コメント
Posted by: ナスケン [ 2009年7月 2日 15:21 ]
おかげさまで募集終了、研修生、決定しました。ありがとうございます。