先ず隗より始めよ
北海道工業大学の4年生が卒論の調査に来てくれました。ボクの研究テーマと似ていて親近感がありました。移住者の経験や技術、それまで地域にはなかったような視点や意識を活かすことで地域産業の活性化につながるのではないか、そういう仮説です。
今は立場が逆転して調査されているわけですが、ボク自身は研究をやめたつもりはなくて、今は自分を実験台に研究を続けてるつもりです。
来年の春で下川へ来て10年目。10年目が終わったとき、一区切りして仮設の検証をするつもりです。
ところで、調査に来てくれた学生さんは、地元(北海道)の役場を志望しているとのこと。そこで思い出したのが、実は、下川町職員の大卒者応募がないということ。もっと広く人材を求めれば、いるところにはいるのになぁ。
でも、求める前に今いる人材を活かすこと、育てることがまず大切ですね。「先ず隗より始めよ」。自分も忘れないようにしないと。