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森の時間でスロー起業

NPO法人 森の生活の代表ブログ。森にこだわったツーリズム、セラピー、etc…

2006年12月26日

白い森へのお誘い

1月には森林養生プログラム、2月には森のアロマ&アイスキャンドルツアーがあります。


個人的に、白い森、大好きなんです。


そこにたたずんでいると、ぐるぐると渦巻いていた頭の中やざわざわと揺れ動いていた気持ちが、静かに落ち着きを取り戻し、気が腹の底に納まっていくのがわかります。

2006年12月22日

3次から2次へ

久々の更新です。降って湧いたようにある事業を引き継ぐことになり、嬉しい悲鳴を上げながら必死に仕事を覚えています。


森林産業といえば、木を伐り木を植える1次産業、そしてその森林からの資源を加工する2次産業というのが一般的だと思います。


私たちのNPO法人は、今まで少なかった森林産業における3次産業の担い手になろうという自覚でスタートしました。森林を活かした観光、保養を産業化しようという試みです。


山村で3次産業を展開することで、2次、1次との有機的なつながり、産業連関が高まり、地域への経済波及効果を高めようというねらいです。


私の研究テーマである内発的発展論や下川で取り組んでいる産業クラスター論の主張と重なります。


その私たちが本格的に2次産業にもチャレンジすることになりました。ゆくゆくは1次産業も含めた総合産業…いえ、産業を超えた生活、社会そのものをプロデュースしたいと思っているので願ってもいないチャンスです。


ところで今夜は100万人のキャンドルナイト!ボクは寺子屋で生徒と一緒に過ごしていますが、別な場所では森の生活のミセス・スローフーズがプロデュースする企画が進行中。みなさんはいかがお過ごしですか?


061222_2031~01.JPG

2006年12月 9日

もっと批判をください!

9月に続いてビジネスプランナー研修会、食部門の現地研修を受け持ちました。


冬なので若干内容を変更して、モレーナさん、たばた製麺さん、美花夢さんの3箇所を案内。宿泊先の五味温泉にも顔を出して、活発な質疑応答、意見交換をさせていただきました。


視察研修の対応をすると、プラスの評価を受けることが多く物足りないというか、勘違いしてしまう怖さがあるのですが、今日は「ガツン」と地域にとって改善すべき点をご指摘いただき、すごく有難かったです。


実際、お客様からのクレームのおかげで改善された施設もあります。田舎だと、内部の、しかも若輩者の声は届きにくいのですが、外部のお客様の声は、同じことを言っていても影響力が違うのです。


ということで、下川にお越しの際は、もっと批判をください!

2006年12月 8日

寺子屋一人増

高校球児が部活終了後、20時からということで参加することに。文武両道、勉強と部活の両立、ボクの高校時代の目標でした。応援するゼ!

2006年12月 7日

フォーラムを終えて

フォーラム「森林療法ゾーンの可能性」は、主催者が言うのもなんですが、非常に内容濃かったと思います。


それだけに、もっと多くの方々に聞いて欲しかったな(といっても4,000人弱の町で32人が集まったのだから率としては高いのかもしれませんが)。


当日の様子については下川を代表するブログ「はるころ日記~田舎を駆ける女たち~」に発表編鼎談編の2回に渡る詳細なレポートがあるので、そちらをぜひご一読ください。


個人的には、台本のない対談方式を嫌がっていた町長から非常に深みのある発言が出てきたのが嬉しかったです。


…自殺の問題など現代社会の問題の根っこには、自然、故郷と切り離されてしまったこと、拠り所がなくなってしまったことがあるのでは…そんな趣旨の発言だったと思います。


普段は事前に準備された行政としての公式見解を読み上げることが多い立場だけど、本当は個人としての想いをいろいろ持っているんだなぁということを再認識しました。そして、本当に町民が聞きたいのはそこなんですよね。


終わった後には「いやー、話し足りんべや」ということだったので、また企画しちゃおっかな?

2006年12月 6日

フォーラム「森林療法ゾーンの可能性」

明日開催します。詳しくは→こちらのブログでご確認ください。


安斎町長と谷観光協会長(と一応ボク)との公式の場での意見交換なんてめったにないような気がするので、町民のみなさんはぜひ足をお運びください…って町民の何人がこのブログを見てくれているのかなぁ?


日曜日のアロマ環境協会のシンポジウムの中で重要なキーワードだった「アロマスケープ」とこの森林療法ゾーンはピタッと重なると思う。


そういう意味では今やろうとしていることは全国的にも評価される可能性があると思っているんですが(だから内閣府の助成を受けているわけで)…さて、地元の注目度は?

キッズスクールはみんな元気!

今回は型に溶かしたみつろうを流し込むキャンドルづくり。みつろうという天然素材を使うことで、化石燃料からできているパラフィンキャンドルとの違いを学び、地球温暖化にも思いをめぐらせてくれぇ~という企画。


北海道地球温暖化防止活動推進員としての派遣事業なわけです。まぁオカタイ話はちょっとだけ間に挟んで基本は楽しく。


今日はキャンドルづくり自体は簡単に終わるので、後半はキャンドルを灯してその明かりをながめながらお茶とクッキーを楽しみました。


キャンドルの楽しみ方の1つとして、キャンドルを使うアロマポットを紹介し、北海道モミと高知ユズの精油の香りを漂わせてみましたよ、実験的に。


小学生にはまだ早いかな?と思ったけどすごく気に入ってくれた女の子がいたのでやってみてよかったな。

2006年12月 5日

寺子屋は2人でスタート

3月以来、9ヶ月ぶりにやってみて再認識したんですが、やっぱりこの仕事は非常にやり応えがあります。可能性にあふれる世代と接する仕事というのは、逆にこちらがエネルギーをもらいます。


その代わり自分の子どもとの最大のスキンシップ・タイム、お風呂を犠牲にし、妻にも育児・家事の負担を増やしている訳で、持続可能な取り組みにするためにも、社会的な役割と家庭的な役割とのバランスを取っていかなくちゃなぁと思うわけであります、ハイ。


というわけで、生徒だけでなく、スタッフも募集していますので、ヨロシクです。

12/3アロマ環境を考える ふりかえり

社団法人アロマ環境協会主催のシンポジウムにご招待いただき参加。


森林養生プログラムつながりで清里・草津とご一緒させていただき、下川にも来てくれたこともある飯田さんが発表者の一人だったので、画像1枚ぐらいは登場するかな?と思っていたら、アロマ環境のちょっとしたモデルみたいな感じで北海道下川町が紹介されててびつくり!


パネルディスカッションの質疑応答コーナーでもGF林さんに指名されて発言させていただき、ナンダカ下川のカッコウのPRになってたさ(北海道弁)。ありがたや~。


下川の実体はまだまだだけど、アロマ環境、アロマスケープというのは目指す森林保養地の姿とも重なり、よいヒントをいただいた気がします。

12/2森林療法研究会・全国大会 in 静岡ふりかえり

静岡は自閉症のお子さんとその家族に対する森林療法を森林インストラクターの方々が中心になって「一家族一スタッフ」という手厚いサポートにより実現していることが何より印象的でした。


下川では今年から幼児センターの子どもたちを森に連れて行く「森遊び」を月一ペースでやっているのですが、子どもたちの中には自閉症の子もいます。


「森遊び」のねらいの1つは創造力を高めることなので、そのために森の中でできるだけ自由に遊んでもらおうとするのですが、知り合いの自閉症児のお母さんのブログで次の言葉を読んでハッとしました。


『何もない所で、自由に好きな事をして過ごしていいよ』というのが、想像力の障害のある自閉症の人にとっては、何をどうしたらいいのか解らず、苦痛でしかないのだ。


以来、自分の中では自閉症児にとっての「森遊び」が課題だったのですが、静岡の実践が大きなヒントになると思い、会場で販売していたおしゃれな装丁の活動成果集『MORI'ST 森からの案内状』を購入してきました。事務局のお二人が自費出版されたそうです。


出張に行ったときには、帰ってから具体的に地域へフィードバックできる「何か」を持ち帰るようにしています。ユニバーサルデザインの「森遊び」をプロデュースできるよう精進です。

12/1ワークショップ振り返り

参加者果たしているのだろうか?…と不安もありつつ迎えた当日でしたが、杞憂に終わり定員オーバー。


以下、身に余る評価の参加者の方々からの感想です。最後のコメントがボクの気持ちを代弁しています。


・下川で活躍されている方の生きたお話が聞けてとてもよかったです。森林や地球全体に対する思いの強さに感銘しました。


・わかりやすくてよかった。


・簡潔ながら深い話をわかりやすく解説していただきおもしろかったです。


・地域に根ざした活動、非常に参考になりました。


・素敵な活動をされている方に直接お会いできてとてもうれしく思います。少しでも多くの方にこの現状を気づいてもらい平和な世界になるといいなと思いました。


・森林療法について詳しく伺えました。


・興味深く聞かせていただきました。一度、下川へ行って実際に森に足を踏み入れたいです。


・とてもわかりやすい説明でよかったです。ドイツの例をみて、日本と比較できたことで、新たな発見?方向性が見えました。ありがとうございます。


・下川町の取り組みについてよくわかりました。ぜひ一度訪れてみたいと思います。奈須さんの草の根平和運動に共鳴します。


・下川町の取り組みのみでなく、FSC森林認証を広げることがな ぜ必要なのか?とか”植物性””優しい”と宣伝してる商品が環境に大問題なこととか、うっかり気づかずにいたことを考えるきっかけになりました。下川町の魅力も前回よりもよくわかり、とても聴きやすい、理解しやすいワークショップでした。


・話を聞きに来たひとのレベルの高さに驚きました。

2006年12月 3日

アロマ環境を考える

2006年12月 2日

今日は静岡、日本晴れ

日本橋近くのホテルを後にし、新幹線から日本の象徴・富士山を拝み、日本平ホテルで森林療法研究会・全国大会 in 静岡。


日本平ホテルからは駿河湾に浮かぶ富士山。


2006年12月 1日

これからワークショップです

お世話になるグリーンフラスコさんのショップのすぐ近くに木のおもちゃでいつもカタログを見ているニキティが!


思わず娘のおもちゃを探しに立ち寄りましたよ。


自由が丘は他にも面白そうなところがあるからゆっくり歩いて見たいのです。



↑グリーンフラスコ自由が丘店

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森の時間でスロー起業 北海道下川町で起業しました…ってどこだかわかりますか?国が認定する環境モデル都市の中で最もコンパクトな社会実験空間です!
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