縁桜治療
今年の5月20日にボクラの友人の愛の誓いを見届けた縁桜は、幹の中心部がかなり腐っているので無理やり延命させようとするならば、かなり大掛かりな治療が必要。今回は最低限の処置。
アボリカルチャー(樹芸学)をカナダで学んだS君の指導のもと作業。1.腐朽がこれ以上進まないように、2.強風の影響を少なくするために、枯れている枝を中心に剪定。
日本ではツリークライミングとしてレクリエーションの分野で広まっているロープを使った木登りの技術は、このような剪定作業や優良木からの種子採取、樹上からの森林調査などに活用が可能。ボクも習得したいなぁ。
途中、弟の結婚式のため参加できなかった5/20の森嫁からの差し入れ茶菓子を足場の上でいただく。ふと見下ろすと縁桜の影が牧草地にくっきりと浮かび印象的だった。
今回は外部の参加者がいなかったので森の生活の会員、気の置けない面子での作業。さーくる森人類だったころ、仲間同士で森林整備などをやっていた頃を思い出した。
お客さんを迎えるというプレッシャーから開放され、久しぶりに気楽に木と楽しい時間を過ごすことができた。こういうのも必要だな。