オススメの本『木と森にかかわる仕事』
ここ数ヶ月は受験勉強を除いて読書を全くできなかったんだけど、最近ちょっとずつ読み進めている本がある。
著者の大成さんとは下川の森も東京の森も一緒に歩いた仲で、8月にこの本をいただいていたんだけど読めずに申し訳ないことをしていた。まだ読み終わっていないが、フライングして推薦文的なことを書かせていただこう。
内容はタイトルを読んで字のごとくでもあるが、紹介されているいろんな仕事以上にその仕事に携わる人々が面白い。結局仕事の魅力というのは、その仕事、その道を究めた人の個性の輝きなんだと思わせるものがある。
著者はその面白い面々の面白さの素、ライフヒストリーをきちんと描いている。でもくどくない、ツボを心得ている。
特にバイオリン職人の井筒信一さんのくだりなんかグッときてしまった。
分厚い本ではないし、紹介事例が多いので、一仕事一仕事、一人一人に割かれている分量が手頃で読み進めやすい。読書にまとまった時間が取れない方にもオススメである。
誰よりも、このブログ~山村起業日記~をご覧いただいている方々にぜひ手に取っていただきたい。
この山村起業日記に登場するブロガー7人衆と合わせてこの本に登場する10人衆を知っていただければ、木と森にかかわる仕事の多様性と可能性がほぼ無限大であることを感じ取っていただけると思う。
このブログとこの本の相乗効果で木と森に関わる仕事を起業する方々が増えれば、こんなに嬉しいことはない。
そして、木と森にかかわる仕事の幅が広がり、たくさんの人が木と森にかかわりながら、人生を輝かせていってもらいたいと思います。
本書の最後の一文を引用させていただいた。私も心からそう思う。
<追記>ちなみに私も隠れキャラ的にある写真に登場している。見つけた方はぜひコメントを!