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森の時間でスロー起業

NPO法人 森の生活の代表ブログ。森にこだわったツーリズム、セラピー、etc…

2006年6月29日

今日は札幌

北海道地球温暖化防止活動推進員の研修会。

ついでに寄った大丸1階にて「森のクラフト ころくるコースター」なるものを発見!



気候の危機シンポジウム in 札幌「何か変だべ! ~気候の危機を考える~」に参加したんですが、大気中の二酸化炭素の濃度が高まることにより海洋に溶け込む二酸化炭素の量が増え、結果酸性化し、貝類・プランクトンが溶けるかもしれない…なんて初めて耳にする研究報告もあり、ホント危機的ですね、地球。


シンポジウムについて詳しくは→こちらのページをご参照ください。


地球温暖化は、人間の時間ではスローに進んでいるように感じるかも知れませんが、森の時間、地球の時間ではかなりファーストに進行しているので、必ず歪みがいろんなところで生じてきます。


報告者の方の発言で印象に残ったのが「危機感にギャップがある」という一言。


北海道は日本の中では温暖化貢献度が高く、特に冬の各家庭の灯油の消費量。真冬にTシャツでビールという恥ずかしい光景が北海道の風物詩としてCMに使われるようでは…。


温暖化防止に危機感を募らせる一方で、温暖化だけを見ていてはダメだと思っています。


温暖化の個別の対策を考えるより先に、持続可能な社会のための基本原則を知る必要がある…例えばサッカーでブラジルに勝つ対策を考えるより先に、サッカーのルールを知る必要があるのと同じことです。


基本的なルールを知らずに対策を考えれば、ブラジルに勝つために手を使おうという発想が浮かんでくる可能性がある…温暖化を防止するためにバイオエタノールを使おう、そのためには森林を伐り拓いてヤシやサトウキビのプランテーションにしてしまおう…現実にそういう動きになっています


過去の記事でも紹介しましたが、持続可能な社会のための基本原則については、ナチュラルステップの4つのシステム条件、これが一番シンプルでわかりやすいと思います。


日本再生のルール・ブック

2006年6月27日

静岡→東京

昨日のうちに静岡入りし、今日は富士ウエルネスセンターを見学。昨日の赤坂溜池クリニックと同じくホリスティック医学を実践している現場ですが、ここは滞在型の保養施設です。


ここは横田学説に基づく体質改善に力を入れていて、昼食にはモデル食を実際に体験。ちょっと得した気分。かなりのこだわりがこめられていて、非常に刺激的でした(味は薄味でマイルドでしたが)。


東京に戻り、4月に移転したばかりのグリーンフラスコ自由が丘店を訪問。コンシェルジュのデスクがあってカッコイイ!



NPO法人森の生活でも「森のセレクトショップ」、「森のコンシェルジュ」という事業をしているので、こんな素敵なお店にコンシェルジュデスクが欲しいなぁ~。


ここの店長の八林さんは環境問題に詳しく、グリーンフラスコの商品と環境との関わりを紹介する「緑の商品」はオススメなのでぜひご一読を!


夜はグリーンフラスコ代表の林さんのセミナー「フィトセラピーとデトックス」があり、参加させていただきました。


5月に「森のハーブでデトックス」というタイトルで山菜ツアーを開催したところで、今後に向け知識を深める良い機会。


セミナーで具体例として紹介されたハーブが「ダンディライオン」と「マルベリー」。森のセレクトショップで最初に仕入れたハーブがちょうどこの2種類で、偶然の一致にびっくり。「やっぱり俺の見る目は確かだな」なんてちょっとウヌボレ・モード。


このセミナーは3回シリーズで、次回最後の「フィトセラピーとアンチエイジング」でも面白そう。興味がある方は、主催者のソフィア フィトセラピーカレッジさんのホームページでチェックしてください。

2006年6月26日

東京出張中

昨日から東京入りし、梅雨のじとっとした空気…この空気に触れるといつも名古屋で暮していた頃を思い出します。


今日はお昼に何かとお世話になっている社長さんに会い、いろいろ打合せ。毎度のことですが、新しい事業につながりそうな宿題をいっぱいいただき、下川に帰ったら早速動かなくては!


その後、森林養生プログラムでお世話になっている赤坂溜池クリニックを見学。


ここでは、保険内診療と代替療法を組み合わせてホリスティック医学を実践していて、クリニックの下の階にはハーブティーやアロマオイルなどが買える売店もあります。


その代替療法の一環として森林療法にも取り組んでいて、各地の森林保養地との連携事業が森林養生プログラムというわけです。


来月には下川でのプログラムがありますので、ご参加いただけると嬉しいです。目玉は、もみの木オイル抽出体験!

2006年6月24日

これであなたも『ほっかいどうFan』!

このブログで取材を受けたことを記事にした『ほっかいどうFan』が出版されました!


北海道に暮している人はますます北海道が好きになり、移住を考えている人は今すぐにでも北海道へ旅立ちたくなる、そんな魅力的な雑誌です。


ボクのことも実物以上にかっこよく記事&写真で紹介されていて、4月に産まれたばかりの娘も雑誌デビュー?を果たしています。


記事に負けないよう「ここにしかない楽しみ。」を突き詰めて、訪れる人に自然と人間の織り成す可能性を感じてもらいたいと思います。

2006年6月23日

名寄の喫茶場をハシゴ

ずいぶん前から気になっていたけど行ったことのなかった中国茶専門店・茶房「かれんと」。名寄方面に詳しい森の生活の会員さんに誘われて、ようやく行く機会に恵まれました。


茶器や入れ方がかなり本格的。なのに低価格。ボクの注文した飲茶セットなんて、ミニサイズの肉まん2つとボリューム感あるシュウマイ3つ、それに中国茶と杏仁豆腐も付いてナント500円!名寄に来たときにはちょくちょく寄るようにしよー。


中国茶を満喫した後は、ファーマーズカフェへ。前店長とは決別したけど、お店とは今後つながりが深くなりそうです。7月のリニューアルオープンに合わせ、森の生活で販売を始めたグリーンフラスコさんのハーブやアロマの商品を置かせていただく予定。


今のところ森の生活の物販コーナー「森のセレクトショップ」は、五味温泉さんとCAFE美花夢さんの町内2ヶ所(いちおう事務所でも売ってますが)だったけど、これで名寄にも拠点ができます。


物販だけじゃなく、アロマやハーブに関するセミナーを開催しながら、グリーンフラスコさんの提唱する「緑の医学」を道北にも徐々に浸透していきたいなぁって思います。


そういえば、中国茶も緑の医学だよなぁ~、そのうちつながりそう。

2006年6月22日

観光協会の理事になりました

産クラの副会長に続いて今度は観光協会の理事…総会で承認していただきました。


うーん、ちょっと肩書き多すぎです。荷が重くなってきたかも。整理が必要かなぁ。


予期せず「あいさつを一言」とマイクを渡され、すごく当たり障りのない言葉を発してしまい、なんだか場慣れしてきている自分に「これでいいのかなぁ」と思いました。


一方で、発言するからには責任を取りたい、有言実行したい、だからこそ今は森の生活の事業を軌道に乗せることに集中しよう、発言は慎重に、と自制する自分がいます。


森の生活の事業を盛り上げることが、しもかわの観光を盛り上げることに直結する、そう信じて進もうと思います。

2006年6月21日

粘土式みつろうキャンドルづくり

100万人のキャンドルナイト最終日にしてメインの夏至。100万人のキャンドルナイト公式ホームページに登録されたイベントとしては世界最北の行事を開催しました。


詳しくは、「しもかわキャンドルナイト ~アイスキャンドル発祥の地から~」の記事やコメント、トラックバックをチェックしてくださいね!

2006年6月19日

森林ウォーキング2回目

先週月曜からスタートした森林ウォーキング、今日は矢文トレイルへ。


ミズナラの巨木が残されて素敵な森なので熊さんもよく遊びに来る…という前置きをして、今日は列が長くならないようにゆったりとしたペースで歩きますと説明。


歩き始めるとみなさん口々に「いいとこねぇ~」、「でも一人じゃこれないわよねぇ~」とやってるこちらとしては嬉しい発言。口だけじゃなく顔もとっても穏やかで素敵な顔をされていましたよ!


来週は傾斜がちょっときつめの体験の森コース。でも見所は沢山あるのでリアクションが楽しみだなぁ~…ってボクは東京方面出張でした。

2006年6月17日

森と自転車とキャンドルと

今日は午前中「めだかの会」のみなさんを森案内。

キャンドルナイトでノーカーデーを呼びかけているのでボクは朝から自転車で体験の森へ。予定より出発が遅くなったので必死にペダルをこいでいると「めだかの会」のみなさんに次々と自動車で追い抜かれ、よけいに焦りつつ…


汗だくになりながらもなんとか間に合って、のんびりと森林浴…のつもりが結構早めのペース。心配していた雨は降らず晴れてきて、最高の森林浴日和。お昼はお日様の下、無事外で食べることができました。


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この日のメニューは、森の生活特製の五穀米おにぎり、豚汁、フキの煮物、ウドの酢味噌和え。キャンドルナイトということで、虫除けキャンドルを灯しながら。いやぁ~、これぞ森の生活!最高!


午後からのお相手は、かつて同じ職場だった役場青年婦人部のみなさん。


森案内はアイニクの雨模様だったけど、その分森のアロマがよけいに漂ってこれはこれでいい気持ち。樹林気功をしたせいもあって、自律神経バランスは森林浴後に良くなってました。


自転車で来たら自転車で帰らなければいけない…どしゃぶりの中を自転車で疾走するのもたまには快感かも?


講演はあっという間に1時間話し切ってしまい、ジンギスカンパーティーへ。キャンドルナイトブログに画像がいっぱいあるのでぜひチェックしてください。盛り沢山な一日だったなぁ~。

2006年6月15日

部活動

6/8の記事で森のキャンドルナイト部設立をお伝えしましたが、今日はその初めての部活動!


キャンドルナイトの協賛店を求めてあちこち回りました。その成果はこちらのブログをご覧ください。

2006年6月13日

仁宇布原生保存林

6/27-28の道庁モデルツアーで1時間の森林プログラムを実演させていただくことになったのでその下見(ボクは出張中なのでがっぽさんの出番です)。


タイトルの「仁宇布」読めました?「ニウップ」ってアイヌ語に当て字をした北海道地名で、美深町の市街からオホーツク海側に20kmほどの距離にある集落です。読めなかった人は先日紹介した北海道かるたの「地名編」で勉強してはいかが?



そのニウップにある道有林の原生保存地区に初めて行きました。この森の主、ミズナラの真っ直ぐな巨木に出会い、感動!


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フランスに行ったときにワイン樽を作るために真っ直ぐ育てているオークに出会いましたが、全くの自然の状態でこんなに真っ直ぐなミズナラがいるとは…。


その他にも立派な木がたくさんある素敵な森なので癒しのアプローチからプログラムを提案したいと思います。

2006年6月12日

健康づくり森林ウォーキング初日

しもかわ森林療法協議会/地形療法グループ活動でずっと練ってきた企画がいよいよ始動!6~9の4ヶ月間、週1回程度のペースで森林ウォーキングを開催。


血圧などの測定と同時に希望者は森林ウォーキング前後で自律神経バランスの検査も体験していただきました。


ウォーキングは、かなりのハイペースの方からお子さん連れでセミを捕まえたりしながらのスローペースの方までいてそれぞれマイペースで楽しんでいらっしゃいました。お土産に山菜もどっさり!


楽しみながら森林ウォーキングが定着していって欲しいなって思います。


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2006年6月10日

4週連続結婚披露宴

森の結婚式から始まり今日まで4週連続土曜日に結婚披露宴があったんですが、それぞれ違う形で関わることができ、幸せを分けてもらうことができました。


今日の披露宴にはみな特別な思いがあったのだと思います。会場の恵林館(旧営林署庁舎)がかもし出す木造建築物の温もり以上に、あったかい雰囲気につつまれたアットホームな宴(うたげ)でした。


新郎新婦、発起人のみなさんの環境への配慮もばっちり!オードブルの残りを持ち帰るためのパックと風呂敷が用意されていて、これはぜひこれからのスタンダードになって欲しいなって感激しました。早速森の生活の事業に取り入れます。


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↑特大の切り株ケーキに入刀する新郎新婦

2006年6月 9日

産クラ総会

下川産業クラスター研究会の総会があり、副会長をおおせつかりました。


今年は総会時点では2つのプロジェクトと少数精鋭。その2つのプロジェクト、地域材活用プロジェクトと手延べ麺の里づくりプロジェクトのコラボレーションによるギフトボックスづくりが面白そう。


下川8年目にして初めて個別のプロジェクトには直接関わらりませんが、森林クラスターの最先端を切り開くべく、スローに力強く進もうと思います。

2006年6月 8日

森のキャンドルナイト部設立!

先週に引き続き100万人のキャンドルナイト夏至に向けての打合せ。前回はお酒の勢いも手伝って壮大なアイデアが出たけど、今回は現実的なところへ着地。


イベント告知する場合の名前を何にしようかという話になり、森林のまちだから森を頭につけて、部活動のノリでやろうということで「森のキャンドルナイト部」に決定!最初の部活動は、キャンドルナイト協賛店を増やすために飲み歩くことになりそう((^┰^))ゞ。


情報は随時こちらのブログ「しもかわキャンドルナイト ~アイスキャンドル発祥の地から~」に掲載します。

地形療法グループ会議

来週12日(月)からいよいよ4ヶ月連続の健康づくり森林ウォーキング(週1回程度)がスタートするので、その事前打合せ。


ボク以外のメンバーはみんな役場職員で、年々人手が少なくなる中(退職者が出ても新規採用しない)新しいことにチャレンジするのはホント大変そう。NPOのボクラが新たな公共の担い手として力をつけていかなきゃなって思います。


7月からはある助成事業の一環としてNPOが陰に日向に取り組める予定なので、1つの試金石になりそう。焦らず、しかし怠らず、着実に前進したいなと思います。

2006年6月 7日

北海道談義

夕方から森の結婚式の反省会第1弾。ぼちぼちと人が集まり、やがて一人二人と去り、残った面子で北海道談義に(ちなみにボクは名古屋出身)。


みなさん「豚汁」のことなんて呼びますか?ボクが大学に入ったばかりの頃、生協のおばちゃんに「とんじるください」っていったら、キョトンとして「ぶたじるかい?」って聞き返してきたので「いえ、とんじるです」って言い返した覚えがあります。


北海道談義は、「ぼっこ」、ごみ「投げる」、「じょっぴん」などの北海道弁に始まって、北海道特有の甘い赤飯「蝦夷赤飯(えぞあかめし)」(奈須が勝手に命名)、節分に「ピーナッツ」を投げることなど、本州から伝わったはずの風習がいつのまにか蝦夷アレンジされていることにも及び、おおいに盛り上がりました。


そういえば、↓こんなのもあるんですよ!これであなたも北海道ツウ!

21世紀森呼吸の森林の集い

下川町では平成17年から森林(もり)づくり寄付条例というのがスタートして広く寄付金を集めて持続可能な森林づくりの財源としています。

昨年度は8,755,000円の寄付が集まり、今回はその寄付金を活用した初の植樹祭。小学校5年生、中学校3年生、一般参加合わせて130名の中に混じってアカエゾマツの苗木を植えてきました。いい汗かいたなぁ~。


詳しくは、名寄新聞社HP→リンク先の一番最後の記事。


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2006年6月 4日

山びこ学園植樹祭

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しもかわ森林療法協議会の森林療育プロジェクトでお世話になっている山びこ学園さんから「森林療法の取組みについてあいさつを一言」…ということで参加させていただきました。


森林療法の第一人者である上原先生の実践によって知的障害者の方々の療育に森林が効果的であることが一定程度証明されています。


山びこ学園はもともと周囲を森林に囲まれた施設で、しいたけ栽培や木工などの作業療法も行っていて、既に森林療法をやってきたといっても過言ではないのですが、昨年からは屋外での運動療法も取り入れています。


それにしても昨日に続く晴天!苗木にはちょっと酷な日差しでしたが、台風で丸裸になった鉄道林跡地にミズナラ、イタヤカエデ、クルミ、トドマツ、カツラ、ヤチダモ、ニレという多様な樹種をみなさんせっせと植えてらっしゃいました。


そして終了後はバーベキュー!外でジュージューいわせて食べるとやっぱり最高ですね!

2006年6月 3日

牧草地で幕の内弁当

5/26の記事に書いたとおり、森案内してきました。前日までのぐずついた天気が嘘のような晴天。参加者のみなさんの日頃の行いですねぇ~。エゾハルゼミも歓迎して大合唱の森でした。


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先々週に森の結婚式をやった同じコース・場所をご案内。ツリーハウス周辺はウドが一気に伸びてきて良いお土産に。


青々と茂った牧草地で700円とは思えない豪華幕の内弁当をみんなで食べて、最高の昼食でした。


毎度のことですが、案内しているこっちが素で楽しんで・喜んで・感動して、ホント、最高の仕事です!もちろん、参加者のみなさんの素敵な笑顔を見れたからこそ、こっちも笑顔になれるんですよね。全てに感謝したくなる、そんな半日でした!

2006年6月 1日

100万人のキャンドルナイト

に向けての打合せ。下川では2004年の冬至から地道に取り組んでます。田舎では若手と呼ばれる30歳前後の面子中心で、かなり面白いアイデア・コンセプトが出ましたよ~!実現できるか、1週間後までに各自行動して再度集まることに。

profile

森の時間でスロー起業 北海道下川町で起業しました…ってどこだかわかりますか?国が認定する環境モデル都市の中で最もコンパクトな社会実験空間です!
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