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森のバイオマスで資源循環型のまちづくり!

バイオマスって何だ!? どうやって使うの? 毎日の日記から森のバイオマスを伝えます

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エコプロダクツ2006出展の感想

12月14~16日の3日間、東京ビッグサイトで行われた
世界一の規模といわれている環境展「エコプロダクツ2006」に出展してきました。
今年で3年目の出展になりますが、
年々大規模になっていきます。企業ブースの要塞ぶりは昨年よりもすごいことになっていました!
研究会ブースは去年と同様東京ペレットさんと共同での
出展です。
ペレットストーブは東京から運んでくださるのでいつもの出展とは違い、
私たちはパンフとポスターだけもって身軽に出展です!
エコプロダクツ2006 002.jpg
東京ペレットの川尻さん。隣のストーブはイタリア製テルモロッシ。
デザインとカラーのセンスはさすがヨーロッパ。

今年も多くの皆さんに展示を見ていただき
パンフなんて一日目であっという間に無くなり、
紙媒体は今でもとても大切だなとおもいましたが
パンフを配らなくても本当に興味のある方はしっかり話を聞いてくださいました。
エコプロダクツ2006 005.jpg

場内エコツアーがあり、研究会のブースは健康住宅のエコツアーが回ってきます。
説明は事務局新人、村松君!

木質バイオマスに関してもいろいろな意見があります。

「ペレット作るのに電気、いるんでしょ?ほんとにエコなの??」
「ストーブも結局電気つかうんじゃない。バイオマスっていってもねぇ」
「燃やしたらCO2出すんでしょ?石油と一緒じゃない」
などなど、
さらにはネパールの留学生のお客さん、
「木を切るんでしょ、燃やすんでしょ。環境や温暖化に何がよいの?」
など
東京ならでは!?たくさんのお客さんがいろいろな質問をされます。

いろいろ言われるけど今、廃棄物から機器製作のエネルギーもあわせて
完全にパーフェクトなものって無いと思うのです。
ましてや人間なので多かれ少なかれ生きていると環境は破壊し続けてます。
でもいかに環境に付加をかけず、テレビのエコなんとかという宣伝に紛らわされず
消費者が自分の生活スタイルと地域性に合ったエコな製品を選ぶということが
大切じゃないかなと思います。
もちろん、薪ストーブのほうがペレットを作る行程が無いぶん環境負荷は少ないと思います。
でもその薪が極端には遠くはシベリアから(そんな薪あるかどうかは知りませんが)きていたり、
まあ近所で取れなくて北海道から沖縄まで運んでいたんじゃ
CO2をがんがん出しながら運ばれてきているわけです。
もちろん石油なんて中東からですから。そして電気を作っている石炭やウランだって
オーストラリアなどから来ているのです。さらには地下から掘っているのです。
私が以前一緒に暮らしたアリゾナのナバホのネイティブアメリカンの居留地でも
地下水で遠く離れた火力発電所に送る石炭を滞在したおばあちゃんの家のすぐそばで掘っていました。娘さんは私に「大地を掘り起こして石炭を採掘するのは
私たちのお母さんの心臓を抉り取っているようなもの・・・。」と嘆いていたのを思い出します。
薪が手に入るところは薪で、ペレットが作られているところはペレットで、
元気な人は薪を割って、しんどい人はペレットで。
近くに酪農農家がたくさんあってバイオガスがあるならばそれで。

一気にパーフェクトにはならないから
それぞれにあったスタイルでゆったりエコができるのが
バイオマス・・・かな。と思っています。
みなさんはどう思われますか?
(とくおかまき)