帰国しました!
大変ご無沙汰していました。
8月末にバングラデシュより帰国しました。
日本では建物の中の仕事が多く、
なかなか光合成(?)できないで、ひょろひょろになっていましたが
バングラデシュでは日の光をしっかりと浴びすぎるぐらい浴びて
こんがり日焼けして帰国しました。
今年のバングラデシュは雨が少なく
去年の国土の3分の2が冠水した同じ時期とは打って変わって
とてもすごしやすい天候でした。
しかし上空から見るバングラデシュは川が氾濫し
田畑が冠水して緑や土色の部分がちょこっとのぞいている
とても不思議な光景です。
その中でもそれを自然の摂理として
人々はそこで米を作り畑を耕し、牛などの家畜を飼って
生活しています。私はバングラデシュのそこに惹かれているんだろうなと
今回も思いました。
歩いていると牛やヤギがすぐそばにいて、道の真ん中に牛が寝ていて
それを車がよけて通る姿。
夜のご飯は庭を走っていた鶏のカレーだったり、
人間が人間らしく大地に近い形で暮らしている姿が
とても好きです。
現在は日本の高度経済成長ともいえるバングラデシュの目ざましい発展の
真っ只中の感じを受けます。
私が11年前に始めてバングラデシュに足を踏み入れたときとは
ダッカのような都市はもちろん、いつもお世話になる村の様子も
ずいぶん変わってきました。
ダッカの町には信号がつき(守る人はまだ少ないですが・・・)
人も車もオート三輪も人力車も無秩序に走り、クラクションの音だらけだった町が
少し静かになった気がします。
携帯電話は固定電話より先に普及し、
私の自宅でも携帯圏外なのにバングラデシュの小さな村にすむ彼らの携帯には日本からも
しっかりつながります。
以前は日本のODAで作られた橋とか道などを村人が
教えてくれていましたが、今は韓国や中国がつくってくれたというものが
増えているのに驚きました。
まだ写真が無いのですが、
写真ができ次第連れて行った中学生の様子や感想など
踏まえて報告できればと思います。
バイオマスとバングラデシュ。
実は根っこの部分ですごく深いかかわりがあると私は思っています。
コメント
Posted by: こーりきー [ 2006年9月 6日 09:39 ]
お帰りなさい・・
>その中でもそれを自然の摂理として、人々はそこで米を作り畑を耕し、牛などの家畜を飼って
生活しています。
ここなんですよね。
私もいつも思います。
自然に根ざして生きているヒトは
本当に強い。
昔からずーーっといつの時代も農民が一番強い理由がここにありますよね。