環境教育養成講座に行ってきました!
先週末は京都の京エコロジーセンターで行われた
環境教育リーダー養成講座に参加してきました。
京都に10時に着くには広島からは夜行バスです。
朝5時にはついてしまったので、ちょっと遠出して宇治まで散歩してしまいました・・・。
新茶の宇治茶を買ってご満悦で講座を受講しました。
環境教育とはなんぞやというテーマでグループワークをしたり、
お話をきいたり。
4年目の活動に入った研究会ですが、
活動をすればするほどバイオマスの普及にはソフトとハードの
両方からのアプローチが必要だなあと感じるようになりました。
個人的には、バイオマスは経済中心になってしまった日本人に
心の豊かさを思い起こしてもらうためのひとつのツールだと思うのです。
年に何回生の炎をみることがあるでしょう?
森林に足を踏み入れることがあるでしょう?
自然に生かされているなーと思うことがあるでしょう?
そういう私も含めて、口も聞かずに、どっしりと
私たちを囲んでくれている自然は、日々の生活から
離れてしまった気がします。というより離してしまったのかなあ。
バイオマスを毎日のストーブやボイラーの燃料にして
家庭で利用することで、
遠くの中近東や原発に思いを馳せるよりか
近くの里山に思いを馳せることができるかもしれません。
それにはボイラーやペレットストーブが必要です。
実は研究会は市民団体でありながら、会員企業さんと一緒に
ストーブも開発してみました。
西日本では初のペレットストーブ!!その名も「ペレトーブ」
広島の日鋼設計(株)と広島県商工労働部といっしょにプロジェクトチームを
組んで、2004年に完成しました。
炎の美しさに定評のあるペレトーブ
ペレトーブは全国各地に普及し始めています。
また、現在、家庭用の小型ボイラーも開発中です。
この冬にはお目見えの予定です。
ストーブの話題はまたシーズンを迎えてから・・・ということで。
この様に、バイオマスを進めてもペレットや、それを燃料とした機器がなければ
普及はできません。
そしてそのバイオマスのよさを実感してもらうためには森林や環境について
小さいころからの学習が必要となってきます。
最近はイベントなどでペレットストーブを実演すると
残念ながら木の香りを”くさーい!!”という子供もいます。
そんな子供たちは大きくなってもなかなか森や木のすばらしさには気づかないかもしれません。
そこで研究会では森林バイオマスなどを中心とした環境教育の活動を
頑張り始めました。
また、授業等の様子もお伝えできると思います。
次回は京都御所でのワークショップ、
かなり楽しみです。
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