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森のバイオマスで資源循環型のまちづくり!

バイオマスって何だ!? どうやって使うの? 毎日の日記から森のバイオマスを伝えます

2007年12月 2日

最後の投稿です。

このたび私こと村松は森のバイオマス研究会の専属事務局員を辞して,
会員としてバイオマスの普及啓発に努めることとなりました。
そのため今回の投稿が最後となってしまいました。
バイオマス研究会はまた新たな職員を迎えて変わらす事務局を運営していきます。

私の最後の仕事となったのは,
ペレットストーブによる「CO2排出削減計算書」の作成です。
これは,当研究会のペレット部会より提案があり,
理事の三村環境計量士によって算定されたもので,
私はこれらのコーディネートを行いました。
CO2計算書.jpg
 
ペレットストーブを従来のストーブの代替として,
カーボンニュートラルを前提としています。
1㌧のペレットを使用すると
灯油ストーブの場合,およそ0.8㌧のCO2削減され
電気ストーブの場合,およそ1.8㌧のCO2削減される計算となります。
私はこの計算書が排出権にまでつながるといいなぁ・・・と思っています。
 
 
071.JPG
私は,新聞紙上で初めて過疎問題が取り上げられた地域から
東京のある閑静な住宅街へ移り住んでいます。
この2年間疲弊する地域とその生活を目の当たりにしたこと,
バイオマスによって社会構造を変えていこうとする人たちに出会えたこと,
実際に自然と触れ合ってきたこと・・・,
これらの経験を生かし、もっと勉強して
循環型社会や自然との共生について取り組んでいきたいと
決意しています。
短い期間でしたが,山村起業編集部の皆さま,この日記をご覧いただいた皆さま
誠にありがとうございました!
今後も「森のバイオマス研究会」へのご協力をお願いいたします!!
(村松)

2007年11月13日

秋祭り&ペレットストーブ展覧会

清々しい秋晴れのもと,「さとやまの秋祭り」を開催しました。
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今年で4回目となりましたが,
たくさんの方にお越しいただきました。
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会場全体の様子です。

この会場の少し離れた場所では,
森の手入れの行事も行いました。
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スペシャルゲストの筝奏者・榊記彌栄さんです。
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筝の音色が森のコンサート会場に響きわたりました。
森との相性がとても良かったように感じました。

一方,隣の物産館ではペレットストーブ展覧会を開きました。
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庄原市でも特に集客のあるところで,
たくさんの方に9種類のペレットストーブを見ていただきました。
下の写真は製造メーカーや輸入メーカーの方に
ストーブの機能について説明をして頂いているようすです。
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バイオマスの普及は資金を投じればすぐにできるものだけではなく,
地道な啓発活動とそれによる市民に深い洞察力が必要だと考えています。
今後もあらゆる企画を通して普及啓蒙を行っていきたいです。
(村松)

2007年11月 1日

森で遊悠 第1回

のんき工房との共催で行う「森で遊悠」の第1回目を行いました。
「森で遊悠」は,四季のうつろいや生物の多様性などを楽しめる場を創造する森づくりをすることで,
参加者にとって自然と自らの暮らしとのつながりを保っていたいと思えるよう魅力的な森を築こうというものです。
フィールドは4年前から,のんきさんが地権者の許可を得て整備している森で,
庄原市川北町というところです。

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のんき工房とのんきさん(一番左)です。
素晴らしい秋晴れでした。

山に入ってみるとまだまだ険しくて,道づくりからスタートしました。
IMG_2409.JPG
みなさん熱心に木を切っていって,
あっという間に立派な散歩道が出来上がりました。

お昼の間は,ちょっとした演奏会。
のんき工房に遊びに来られた高校生と先生がホルンとフルートの演奏をしてくださいました。
また,それに触発された参加者の方がハーモニカを聞かせてくださいました。
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本当に素晴らしい演奏技術です。

午後からも少しの時間だけ道づくりをして終了!
熱中できる作業と演奏会の本当に楽しい一日を過ごしました。
のんきさんも私に「心地よい疲労感だろう」とおっしゃってました。

今後ものんきさんと一緒にのんびり楽しい森づくりをしていきます。
広島県あるいは近くにお住まいの方は一緒に森づくりを楽しみませんか?
(村松)

2007年10月 9日

ペレットストーブ展覧会

「ペレットストーブ展覧会」を開催します!
これは,一般の消費者の方々を対象に,
ペレットストーブをバラして内部構造まで理解してもらおうという,
当研究会では初めての試みとなります。
ペレットストーブは,知れば知るほど愛着を持てるとてもよいストーブです。
もっと多くの方に,この味わい深いところ(?)を理解してもらいたい
と思い企画しました。
興味のある方はぜひご参加ください!
 
☆★ ペレットストーブ展覧会 ★☆
 
ペレットストーブのメカニズムをご存知ですか?
薪ストーブや石油ファンヒーターとは違う独特の構造を持っています。
メンテナンスさえすれば何十年も使えるとてもよいストーブです!
燃焼実演はもちろん,
初めての試みとして,実際に分解して機器内部を見てもらうなど
製造メーカーによる説明会も行います!
参加費は無料です。
 
日時 平成19年10月21日(日) 11:00~16:00
 
場所  食彩館しょうばらゆめさくら (広島県庄原市新庄町291-1)
    ・燃焼実演(朝どり市前)
    ・説明会&レクチャー (エントランスホール)
             ※駐車場は庄原総合運動公園です。
展示ストーブ

    ■日鋼設計(ペレトーブ)
    ■山本製作所(Woody,ペチカ)
    ■エコロジー・エンタープライズ(KOZI 他)
    ■石村工業(クラフトマン)
    ■シモタニ(コンコード05)
    ■近藤鉄工(もだんろ)

説明会&レクチャー 開催時間

   ●第1回 12:00~ 日鋼設計
                  (ペレトーブ)
   ●第2回 13:30~ エコロジー・エンタープライズ
                  (KOZI,新型ペレットストーブ)
   ●第3回 15:00~ 山本製作所
                  (Woody, ペチカ)

お問い合わせ
NPO法人 森のバイオマス研究会 
  〒727-0011 庄原市東本町2-3-1
  TEL&FAX 0824-73-0721   
  E-MAIL:woodbiomass@khe.biglobe.ne.jp
 
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広島型ペレットストーブペレトーブ
(村松)

2007年9月25日

のんき工房

私達が日頃からお世話になっている人で,
”のんきさん”という方がいらっしゃいます。
庄原に移り住んで,のんき工房をオープン(?)されて10年。
素敵な木工作品を作り続けていらっしゃいます。

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のんきさんの暮らし方・考え方は非常に勉強になります。
暮らし方はまさに”スローライフ”。
地域の助け合いの中で暮らしているのでモノを買うこともほとんどないそうです。

のんき工房へ伺うたびに感じるのは,
”スローライフ”という言葉が象徴するとおり,
言葉ばかりが先行し,実が伴わないことが多々あるのでは・・・
ということです。
のんきさんは
「自分にとって心地よい生活をしているだけ。言葉や理論が先ではない。」
とおっしゃっいます。
いわゆる普及啓発も,理論に暮らしをあわせようとしてはいけない。
どのような暮らし方があるか,ということこそ大事なのだと。

のんきさんとは,自然と暮らしのつながりを楽しめるような
森をつくっていこうと企画中です。
私自身は,庄原にしかないオリジナリティのある森づくり
ができたらなぁと思っています。
(村松)

2007年9月12日

粉炭の可能性

粉炭製造販売の山本粉炭工業(島根県益田市,山本明男社長)の工場を見学しました。

山本粉炭工業URL
http://antenacafe.com/yamasen/index.php

大きな炭窯が二つ!
コピー-〜-IMG_0600.gif
この窯にチップが投入され,高品質の炭が出来上がってました。
独自の手法によって,ほとんど灰がでないとのことです。

山本社長は,品質が高ければ高いほど,需要先が広がるとおっしゃってました。
石炭火力発電用の補助燃料や土壌改良用,
またシックハウス対策や湿気対策にも需要があるとのことです。

森林資源を生かすことで山の荒廃を食い止めようとはじめられた粉炭製造。
地元住民や自治体とのコンセンサスを得ながら行われている経営と高い技術に,
バイオマス産業の未来を見たように感じました。
(村松)

2007年9月 5日

森のバイオマス研究会との出会い

はじめまして!
このブログを徳岡から引き継ぎます村松と申します。
皆さん,どうぞよろしくお願いします!

私は,庄原の大学で人工知能や制御理論のような研究をしてました。
当然その対象にならない森林保全やバイオマスには全く無縁の生活をしてきました。
大学へ行って,バイトへ行って,家にこもる・・・
それを順繰りしていく生活の中で自分が受け取った情報は,
環境問題が深刻で,世の中に環境NGO・NPOといったものがある。
そして誰かがそういった活動をしている・・・その程度のものでした。

その分,4年前の森のバイオマス研究会との出会いは衝撃的でした。
”バイオマス”という新しい概念。
また,NPOという形態をとりバイオマスで魅力的な町にしようという活動であり,
実際に環境保全活動を推進している。
そして,このような試みが自分の住む町で行われているということには
世間知らず小僧にとってひっくり返るような事実でした。

そして,いつかは研究会に,この新しい試みに関わりたいと思っていたのですが,
突然願いが叶い,1年半前に事務局として働くチャンスを頂くことになりました。

未熟者の私ですが,
ここで皆さんと交流することができれば,望外の喜びです。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
(村松)

2007年5月31日

休職します!

今日は報告があります。

実は
5月末をもちまして(今日でした・・)
家族の都合で京都に行くことになりました。

設立当初から専従で働いてきたバイオマス研究会
ともしばらくお別れになります。

そこで、
私に代わって現在研究会専従事務局
2年目に入った
村松洋士が引き続き森のバイオマスブログを担当させていただくことになりました。

今考えてみると皆さんのようにブログもなかなか更新できず
本当にすみませんでした。

そしてブログの中でお知り合いになれた
皆さん、編集部の皆さん、本当にお世話になりました。
これからはブログを見るひと(なんていうんですかね?)
として山村起業を応援していきたいと思います。

本当にありがとうございました。
そして引き続き、新生!「森のバイオマスで資源循環型のまちづくり」
をよろしくお願いいたします。
(とくおかまき)

2007年5月29日

火のある暮らしのはじめ方

今日は本の紹介をします。
最近出版された本で
「火のある暮らしのはじめ方」
という火と暮らしをとりまくガイドブック(!?)
というよりは火の魅力をふんだんに盛り込んだ
これからの人と火のあり方、さらに人と森林資源とのありかたを提案するステキな本です。

10182.jpg
表紙からひしひしと火の魅力が伝わってきませんか!?

ペレットストーブはもちろん、
七輪や囲炉裏、ピザ釜など
暮らしの中の火を暖房、調理、文化という
視点で捉えています。

この本を編集されたのは
日本の森林を育てる薪炭利用キャンペーン実行委員会
の皆さんです。
ネットワークの参加者も募集されてます。
HPもとても面白いので是非ご覧下さい!
(とくおかまき)


2007年5月 8日

みどりの集いに出展しました。

ゴールデンウイーク、皆さんはどうお過ごしでしたか?
私はあいにく天気が良すぎて
ゴールデン農作業ウイークでした。
毎日田んぼのあぜ草を刈り・・・。
きれいになって楽しいのですが
うーん、さすがに疲れました。

その上、かえるやバッタ、ちょうちょやてんとう虫が
急いで私の草刈機の前を非難しているのを見ていると
どうしても熱帯雨林をばっさばっさきっている
不法伐採業者から逃げ惑う昆虫や動物たち、先住民の人たちを
思い浮かべちょっぴりブルーにもなってしまいました。

でも、さとやまでの生活に草刈は欠かせないのです・・・。
農家の皆さん本当にご苦労様です。

さて、29日に出展したみどりの集いという
森林や木材にふれあってもらおうという県のイベントに
出展しましたのでその様子を・・・。

みどりの集い2007.4.29 001.jpg

恒例のペレットクラフト・・・・
大賑わいで席も足りなくなってしまい
さらには材料も足りなくなってしまい・・・
丸太切り体験をされていた方から急遽木材を現地調達!
のこぎりで一生懸命ぎこぎこやりました。

みどりの集い2007.4.29 002.jpg
みなさん、アイディアたっぷりの作品を作って帰られました。

みどりの集い2007.4.29 005.jpg
ペレットストーブも3台実演展示しました。
暑いのにさらに暑く・・・これって地球温暖化推進!?

みどりの集い2007.4.29 010.jpg
隣のブースでは
薪割り体験!子供たちが一生懸命ヒノキの薪を作っていました。
うちはお風呂を薪で焚いているので
ちゃっかりもらって帰っちゃいました。

みどりの集い2007.4.29 014.jpg
竹ひごで風車を作るブースもありました。
これもちゃっかり頂きました。
ありがとうございました!!!

イベントってほんと楽しいですね!!!
(とくおかまき)


2007年4月28日

アースガーディアン

「アースガーディアン」という環境マガジンの
バイオマス人物列伝に載ってしまいました。

http://www.nippo.co.jp/EG/
興味のあるかた買ってみてください。
(とくおかまき)

2007年4月25日

バイオ燃料ブーム!?

23日に岡山県で開催された農林水産省の
バイオマスに係る補助金の説明会に行ってきました。
バイオマス関連のみで補助金の説明会が
始まったのも最近のことと思います。

会場の山陽新聞社ホールは300名の参加者で一杯でした。

今回説明があったのは主に
バイオ燃料(液体)が主です。
皆さんもTVなどでご存知と思いますが、
ブラジルやアメリカがサトウキビやとうもろこし、麦、米などから
エタノールをとって主にガソリンの代替燃料として輸送用のエネルギー 
につかおうという政策を国策としてやっています。
★詳しくはいいサイトがあったので↓
http://ethanol.km08.net/

日本もそれに習って
国策としてバイオエタノールの生産を本格的にやろうと
国が109億円の予算を計上しています。

結論から言ってしまうと個人的には日本でのエタノールの生産に関しては
疑問符というよりか反対です。
1haの農地からトウモロコシだと8.6tの生産量に対して3.4kl
サトウキビだと62tの生産量に対してエタノールは0.65kl・・・・。
これを使うことによってCo2の増加が防げるというのですが
設備投資、研究、食料の問題・・・課題は山積です。
現実問題、飼料や肥料、油などの価格はどんどん上がっています。
ブラジルでは森林を破壊してエタノールを採るための大豆を
栽培しているという報告もあります。

今日のニュースではこんな報告も見つけました。
■エタノール自動車が及ぼす人体への影響
http://www.es-inc.jp/edablog/ondanka/archives/070423_114245.html

現時点での日本で作られているエタノールは実験段階のもので
わずか30kl。それを2011年には5万kl、2030年には600万klの生産を目指すそう。

エタノールをはじめ
海底にCo2を埋めてしまう技術とか、
目先のことしか考えてない国の政策に
とても悲しくなってしまいます。
自分たちが今こういった行動をとることで
世界にどんな影響がでるか、
次世代になにを残すのか・・・。
そんな想像力が見られないことが本当に悲しいです。

私はエネルギーも食料もある程度地域で循環していくシステムが
一番素敵だと思っています。
少なくとも私たちが目指すバイオマスの循環はまさにそのシステムです。

私はあくまでも
small is beautifl だと思っています。

愚痴っぽくなりました。長文お許し下さい・・・。
(とくおかまき)

2007年4月 4日

ビオガーデン

きょうは庄原実業高校の学生に連れられ
備北丘陵公園に行ってきました。

ビオトープは田んぼそのものと思っている私ですが
今日は勉強させてもらいに行きました。

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めだか池

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紹介の看板

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全体。

立派なビオトープでした。
でもビオトープってそこに生物を人間が
もってくるものではなくて
自然に集まる場所でしたよね。
詳しい方いらっしゃいますか?
少し気になるなあ。
(とくおかまき)

2007年3月27日

酒屋地区の森づくり

三次市に酒屋町という町があります。
三次の中でも総合病院や美術館、
運動公園やテニスコートなど生活機能が集中している
いわば三次の顔になりつつある地域です。
とはいえ典型的な中山間地域地域の
まちですので、
しっかりとさとやまの景色を残しています。
そこで、自治グループが中心となって
子供たちや住民が気軽に森に入って遊べるようにと
酒屋地区の森の一区画を「探検と憩いの森」にしようと
2年前から有志が集まり森林整備されています。
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そこは三次地方にはめずらしくない古墳でもあったところのようで
塚のような形の森になっていて
シンボルツリーも立っています!
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完成間近のツリーハウス(今はもう完成しています!)
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研究会もアイデア交換をしたりして
関わっています。

地域の方と熱い思いを語り合うのは
とても楽しく、
そこの歴史や風土というものも大変勉強になります。
地元に住む私たちが
この宝物に誇りを持つことが地域再生の一番の
鍵だとつくづく思います!
(とくおかまき)

2007年3月14日

3月は・・・・サル!?

本当に忙しいです。
イベントが終わると助成金申請や
今年度もらった助成金の報告書の作成や
自分の確定申告など・・。
毎年3月が来るのに
3月になってからしかできないのはなぜでしょうか???

今日はラジオの収録に行ってきました。
広島FMの「ウィメンズハーモニー」という番組です。
パーソナリティの宮前さんという美しい女性の方と
バイオマスについてお話させていただきました。
周りのスタッフの方もとてもご親切で
バイオマスに大変関心を持ってくださいました。
ペレットストーブの話が多く出たので
7月オンエアー予定を9月に延ばしてくださるとのことで
とても配慮くださり、嬉しく思いました。

いつもバイオマス関係の方とお話をしていると
それに関わらない大部分の人たちの意見が
なかなか伝わってこなくなることがあります。
自己満足になってたり、ニーズがつかめてなかったり

今日はいろいろな提案なども頂き
参考になりました!

9月、また決まったらお知らせします!
(とくおかまき)

2007年3月 9日

団塊の世代大量退職

こんにちは。
2、3日雪が降り、とても寒い日が続き
久しぶりに冬を感じることができて
少し幸せな気分になりました。
そんなこと今まで思ったことも無かったですが・・・。

最近
退職前の団塊の世代の方から連絡を頂くようになりました。
退職後ペレットストーブの販売店をやってみたいのだが・・・、
薪ストーブを買っているんだが
今までは薪を買っていたが
これからは自分が山に入って薪を調達してみたい・・・。
など・・・。
テレビでは大量退職と聞いていたけど
実感がなかったですが
実際にそんなときがきてるんだなあと
おもう今日この頃です。
(とくおかまき)

2007年3月 2日

明日はフォーラム!

今日もぽかぽか陽気でこの冬初めて
ペレットストーブを焚かずに過ごしました。
なのに・・・。明日は雨らしい・・・。
かなり雨女かもしれません。
明日はしょうばらバイオマスフォーラムです。
東京からNPOバイオマス産業社会ネットワーク
泊みゆき理事長と岡山の銘建工業(株)から
長田正之取締役部長をお呼びしています。
シンポジウムももちろんですが
桃の節句にちなんで会場は研究会のメンバーが
春らしく飾ります。
そして薪を使った窯でピザを焼いたり、
ペレットグリルでバーベキューをしたりと
食もにぎわいます。
お近くの方どうぞお越し下さい!
(とくおかまき)

2007年2月26日

ホーホケキョ!?

今朝はこの鳴き声で目覚めました。
早くも!?
寝ぼけていたのかもしれないので
明日、もう一度確認してみます。

最近は毎週末時間があると
ダンナと一緒に自宅の裏山の整備をしています。
わたしが下草刈り隊(一名です。)
ダンナがチェンソー隊(一名です。)
昨日はかずらの絡まった木や竹を倒すのに
本当に時間がかかりました。
二人で「昔のひとは草刈機もチェンソーも無く、
よくこんな作業やってたよね。」
と話していましたが
よく考えると
放牧していた牛がいなくなって
祖父が山にはいらなくなってからというもの
うちの山は荒れ放題です。
でもきっと昔の人はこんな荒れ放題の山に入って
たんではないですよね。
今は開拓時代くらい大変です。

一昨年、こんなうちに嫁いでくれたダンナと
一生懸命家の周りを整備して
もう一度ステキなさとやま風景にと頑張っています
今回は夢中で手入れをしたので
写真撮り忘れてました。
次回、写真添付します!
(とくおかまき)

2007年2月 7日

しょうばらバイオマスフォーラム開催します。

今日も小春日和の庄原は
ペレットストーブを一番小さく焚いてもまだ
あったかい感じです。
IMG_1017.jpg

このまま春に突入か・・・。

さてそんな中
地域でのバイオマス利用を推進するため、
3月3日(土)に「しょうばらバイオマスフォーラム」を開催します。
是非いらしてください!

■■■■■■ しょうばらバイオマスフォーラム ■■■■■■
       「バイオマスが私たちの暮らしと地域をつくる
               ~資源循環型の社会を目指して~」

○開催目的
広大な森林を有する本市においては、
豊富に賦存する木質バイオマスの利活用方策として
木質ペレットの普及を中心とする取組みが、
県内の他地域に先駆け展開されている。
今後は、この取組みを持続発展させ、里山再生、
エネルギーの地産地消による循環型社会の形成と林業振興、
新産業創出を目指した木質バイオマス利活用の地域システムを構築する必要がある。
木質バイオマスの利活用は、地球温暖化防止など環境問題と密接に関連し、
市民生活に深く結び付いており、また地域資源による循環型社会の形成、
市民共有の財産である里山環境を荒廃から守る観点からも、
木質バイオマス地域循環システム構築にはその利活用に関わる
すべての関係者をはじめとする市民の理解と協力が不可欠である。
そこで、木質バイオマスの利活用に対する市民の理解と
システム構築の気運を醸成することを目的に「しょうばらバイオマスフォーラム」を開催する。

○日時
     平成19年 3月 3日(土) 11:00~17:00
○場所
     庄原市ふれあいセンター(庄原市西本町4丁目5-26)
○主催
     庄原市、SARUプロジェクト会議、NPO法人森のバイオマス研究会
○後援(予定) 
     中国経済産業局・中国四国農政局・中国四国地方環境事務所
     広島県・県立広島大学・庄原商工会議所・しょうばら産学官連携機構

○基調講演Ⅰ(13:10~14:10)
 「バイオマス産業の現状と未来
~地域発展に役立つバイオマス、役立たないバイオマス~」
   講師:NPO法人バイオマス産業社会ネットワーク理事長 泊 みゆき 氏

○基調講演Ⅱ(14:10~15:10)
  「森に生かされたくらしと産業創造」
   講師:銘建工業㈱取締役総務部長並びに真庭バイオマスエネルギー㈱取締役事業部長 
    長田 正之 氏

○ひろしま森づくり県民税について(15:10~15:30)
     広島県農林水産部農林整備局
※平成19年度から導入される新しい県税の主旨と使い道を紹介。

○パネルディスカッション(15:50~17:00)

・テー マ:バイオマスが私たちの暮らしと地域を創る

・パネラー:泊 みゆき 氏(NPO法人バイオマス産業社会ネットワーク理事長)
      長田 正之 氏(銘建工業㈱取締役総務部長、真庭バイオマスエネルギー㈱取締役事業部長)
      保田 哲博 氏(NPO法人INE OASA〈いいね おおあさ〉理事長)
      森永 力 氏(県立広島大学教授、SARUプロジェクト会議議長)
      早田 保義 氏(明治大学教授、NPO法人森のバイオマス研究会理事長)
・コーディネーター:野原 健一 教授(県立広島大学地域連携センター長)                                                                               

■バイオマスフェア(11:00~17:00)
○バイオマス・環境関連パネル展(民・産・学・官の取組み)
○バイオマス・環境関連の先端技術展(関連企業の機器・パネル展示)
○日本&世界の薪&ペレットストーブ展(人気の薪&ペレットストーブの展示)
○木に親しもう!ペレットクラフト、木工子どもクラフト教室
○おいしいバイオマス (薪や炭を使ったピザや燻製などの展示販売)
○地産池消バザー(庄原のおいしい食材がたっぷり!)
■バイオマス交流会
日 時  3月3日(土)18:00~19:30
会 場  庄原グランドホテル サファイヤの間
定員 60名
参加費  男性4,000円 女性3000円

★お申し込みは特に必要ありませんが
できましたら事前にお申し込みをお願いいたします。

住所・氏名・所属・お電話番号・e-mail・交流会参加の可否
参加申し込みは下記事務局(NPO法人森のバイオマス研究会)
までお願いいたします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
特定非営利活動法人 森のバイオマス研究会
事務局   徳岡 真紀
〒727-0011
広島県庄原市東本町2-3-1
TEL&FAX 0824-73-0721
e-mail:woodbiomass@khe.biglobe.ne.jp
HP:http://www7a.biglobe.ne.jp/~biomass/
blog:http://biomass.at.webry.info/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(とくおかまき)


2007年2月 1日

ひろしまの森づくり県民税

こんにちは。
今日の庄原は雪。
この冬3度目です。
考えられないくらい少ない雪です。
これがどのように今年の農業に影響するのか心配です。

さて、昨日は森林療法の講演会に行ってきました。
以前こーりきーさんに資料を送っていただき
とても関心を持っていたので、非常にためになりました。
東京農大の上原先生がお話されました。
声もソフトで森林療法ってかんじでした(どんなかんじ!?)
研究会のメンバーも何名か参加しましたが
すっかりはまってしまい
信濃町に視察にいこうなどと話が弾んでいます。
こーりきーさん、そのときはどうぞよろしくお願いします!

そんななか、昨日締め切りの
ひろしまの森づくり県民税のパブリックコメントに
研究会から意見書を提出しました
内容をご紹介します。

ひろしまの森づくり県民税についての意見書
特定非営利活動法人森のバイオマス研究会
 理事長 早田保義

この度、広島県がひろしま森づくり県民税を設けるにあたり、
広島県民として森を守ることや環境問題に対する
県民の意識の高さを誇示するものとして、
大変誇りに思うものであります。当県民税につきまして、
以下の意見を申し上げます。

1.当県民税は広島県が県民から徴収するものであるから、
その使用並びに結果については、広島県に最終責任があることを
まず確認すべきであります。

2.森林は日々成長しその生態系を変えています。
一過性の事業であっては根本的な森林保全事業としては成り立ちません。
すなわち、継続的な活動となる必要があります。
単に、現有の森林組合や林業関連業者に税金を投じて
間伐や枝打ち等の推進や土砂災害防止などの「事業」を行っても、
広島県の森林・里山の保全整備活動には焼け石に水であり、
ほとんど持続性ある活動につながるとは考えられません。
森林・里山の保全整備活動が経済的に成り立つシステムを
構築することが根本的解決策となります。そのためには、
間伐材や林地残材から収益が生まれるような活用法と
そのシステムづくりにむけた取り組みに積極的に投入すべきであり、
また県民が「なぜ今森の整備なのか? なぜ森が大切なのか?」を
理解する必要があり、そのために県民が、森に入る、森を考える、
森と関わりあう、などの仕組みづくりが極めて重要となります。
さらに、森林・林業関係に携わる人材の育成と森林環境教育などの教育・
地域で森林整備活動をする組織づくりの支援など、
これらの分野に積極的かつ主体的に県民税を投入すべきであります。

3.間伐材や林地残材の収益が生まれるような活用法とそのシステムの構築として、
間伐利用対策が盛り込まれていますが、これらの大半は市町の行政区域をまたがって
推進していかなければ、実効性はきわめて薄いものとなります。
県産材の利用など供給サイドの川上と需要サイドの川下は
必ずしも行政区域内ではまとまりません。県内のさまざまな市町と
連携をする必要があります。
市町単位だけでの話にしては、机上の空論となり、
税金の無駄づかいとなってしまいます。
  そのために、広域的にコーディネートもしくは活動できる
団体や組織を育成する必要があります。ここは強く要望しますが、
市町単位ではなく県が窓口となる県民や市民団体等からの直接的な
提案事業の枠を設けるべきであります。

3.当県税で人工林を再生するということは、個人の山を県民の税金で
再生することになるので不公平感が発生する可能性があります。
従って、県民の税金を投入した山が、個人の目的に使用されないという
保証が必要となります。このあたりも明確にしていただきたい。

4.県が市町に一括交付する事業については、事業の効果は誰が判断するのでしょうか?市町が独自で判断して事業を行うことはいいことですが、
5年後に税金投与の効果を判断するときに県はどのような方法で
市町が行った事業に責任を負うのか、その評価システムを明らかにすべきであります。

以上です。
少しでも意見が反映されればよいのですが・・・。
皆さんの地域の森林税などの取り組みを教えてください!
(とくおかまき)

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森のバイオマスで資源循環型のまちづくり! 地元広島県北部庄原市で活動するNPO法人森のバイオマス研究会の事務局員。

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