見る・読む「ドキュメンタリー映画『Puujee(プージェー)』」
気になっていたドキュメンタリー映画『Puujee』(2006年、日本/山田和也監督)が、
この週末から東京・ポレポレ東中野で上映されます。
探検家・関野吉晴さんが、南米の最南端からアフリカに向けての旅の途中、
モンゴルで出会った少女・Puujee(プージェー)。
プージェーの態度に遊牧民のプライドや誇りを強く感じた関野さんは、
プージェーの家に通いつづけます。
この映画は、モンゴル遊牧民の家族の5年間の物語です。
時代の波に翻弄されるモンゴル遊牧民、
人との出会いによって変わるプージェー……
ウェブサイト「山村起業」のテーマには、
山村で「生き、働き、暮らす」を掲げています。
映画には、この原点があるような気がしています。
この原点に触れるため、
週末は家族で『Puujee』に
出かけたいと思っています。
コメント
Posted by: とくおかまき [ 2006年6月 9日 10:45 ]
『Puujee』いかがでしたか?
私も観たいです。関野吉晴さんは私も大好きな写真家です。
感想をきかせてくださいね!
でも果たして広島では上映されるのでしょうか?
Posted by: 編集部 [ 2006年6月 9日 19:10 ]
とくおかまきさん。こんにちは。
『Puujee』は、登場人物からは、飾ったり偽ったりがない心配りがそのまま伝わってくる……。一方でモンゴル草原の現在が、ストーリー(現実)を辛く激しく動かしていく……。
人との出会いと変化を考えさせられる素敵な映画でした。
「子どもたちに見てもらいたい」と、吹き替え版の上映もあったので家族で出かけたのですが、4歳の娘に、
何の映画か分かった?と聞くと、
プージェーが馬とか羊とかを飼っていて、寝ている羊の涙が血だった、と言ってました(@_@;)
2時間弱、ずっとスクリーンから目を離さなかったので、彼女なりに感じたことがいっぱいあったようです。よかった。