私たちにできる少子化対策・・・
山口県の独身男女の「結婚しない理由」で一番多かったのは、「相手と知り合う機会がない」ことだそうです。それを受けて、山口県のこども未来課(少子化対策室)が、公募事業「若者の出会い応援事業」をはじめました。私たちグループのきららの里が、この問題を山口県だけのことではなく、全国各地の田舎の問題であると受け止め、"日本全国少子化対策知恵比べ”と位置づけ、チャレンジしました。
みんな少年少女時代があって今があるのだから、その時代に戻って楽しんでもらおうじゃないか!と、代表の西山が考え、気負うことのない、自然体験型の出会い事業にしたところ、応募が殺到して締め切り前に定員を増員するほどまででした。食欲の秋・芸術の秋・読書の秋を満喫しながら、王子様・お姫様探しをするきららの里のツアー。結局4組のカップルが誕生しました。
西山は言います。
「私は現在妊娠6ヶ月目です。結婚して4年間子供に恵まれず、病院に通った経験もあります。現在は不妊治療の助成が行われるようになりましたが、精神的に背負ったものはお金ではないと感じています。家族を持つこと、子供を授かること、ずっと先に子供の将来を考える責任も出てくるということ・・・。今の若者に出会いがないことのほうが問題視されている現状を目の当たりにし、人と人が出会うことが難しくなってしまった世の中、私たちのやるべきことは、地域で解決できることはないだろうかと、改めて考えていきたいと思います。」
みなさんも、少子化対策、真剣に考えてみませんか。
NPO法人きららの里 http://www.socio.gr.jp/kirara/