• 山村型起業解説
  • 事業アイディア
  • インタビュー「先人に学ぶ」
  • 農山村の背景情報
  • お役立ち情報・技術
 

田舎の仕事作りで地域維新!




山村や農村における若者と元若者が繰り出す起業活動、地域の維新活動をリポートします。

2006年10月29日

私たちにできる少子化対策・・・

 山口県の独身男女の「結婚しない理由」で一番多かったのは、「相手と知り合う機会がない」ことだそうです。それを受けて、山口県のこども未来課(少子化対策室)が、公募事業「若者の出会い応援事業」をはじめました。私たちグループのきららの里が、この問題を山口県だけのことではなく、全国各地の田舎の問題であると受け止め、"日本全国少子化対策知恵比べ”と位置づけ、チャレンジしました。

 みんな少年少女時代があって今があるのだから、その時代に戻って楽しんでもらおうじゃないか!と、代表の西山が考え、気負うことのない、自然体験型の出会い事業にしたところ、応募が殺到して締め切り前に定員を増員するほどまででした。食欲の秋・芸術の秋・読書の秋を満喫しながら、王子様・お姫様探しをするきららの里のツアー。結局4組のカップルが誕生しました。

 西山は言います。
「私は現在妊娠6ヶ月目です。結婚して4年間子供に恵まれず、病院に通った経験もあります。現在は不妊治療の助成が行われるようになりましたが、精神的に背負ったものはお金ではないと感じています。家族を持つこと、子供を授かること、ずっと先に子供の将来を考える責任も出てくるということ・・・。今の若者に出会いがないことのほうが問題視されている現状を目の当たりにし、人と人が出会うことが難しくなってしまった世の中、私たちのやるべきことは、地域で解決できることはないだろうかと、改めて考えていきたいと思います。」

みなさんも、少子化対策、真剣に考えてみませんか。

NPO法人きららの里 http://www.socio.gr.jp/kirara/
nisiyama.jpg

2006年10月 7日

ENEOSの森開所!

 今日は、とうとうENEOSの森の開所式です!ENEOSの森事業は、次のような目的ではじめられました。


*****事業の目的******

 森林の公益的機能への国民の関心は、二酸化炭素吸収源としての森林の役割や国土の保全等の観点から急速に高まってきている。しかしながら、林業不振や農山村の高齢化により森林を管理する担い手が急速に減少してきており、森林の荒廃が目立ち始めてきている。
 こうした中、自分たちの生活は自分たちで守ろうと、都市住民による森林づくり活動の展開が広がりつつある。このような活動を推進するためには、ボランティア活動の発現の場を提供するとともにボランティア活動に参加できるためのボランティア研修を実施する必要がある。
 本事業では、企業や地域住民を対象に、「大人から子供まで」誰もが参加できる森林づくり活動を提供し、市民参加による森林整備の拠点としての役割を持たせ、地域全体へ波及させることを目的とする。

************************

 ENEOSの依頼を受けて整備されてきたこの事業。オブザーバーとして岩国農林事務所、整備対象地の所有者である岩国市、活動資金を支援する緑の募金(国土緑化推進機構)、事業運営の担い手NPO法人やまぐち里山人ネットワーク。

 私は、NPO法人やまぐち里山人ネットワークの東部担当理事としてこの事業のNPO側のとりまとめをさせていただきました。開所式では、イロハモミジ、クヌギ、ヤマザクラの植樹や周辺の除伐、しいたけ菌の植付けなどの森林活動の体験指導を私たちで受け持ちましたが、関係各位のご協力のもと、無事に終了することができました。

 今後は、E-learningも活用しながら、退職前の方なんかを中心に、退職後に森林保全活動の指導ができるようなエキスパート養成もしたいな、なんて考えていたりします。

ENEOSの森0001.jpg

profile

田舎の仕事作りで地域維新!地域維新グループ代表。
田舎の起業にこだわる。
平成18年度事業収入は1億6千万円見込。

お知らせ

2009年10月

S M T W T F S
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

カテゴリー

最近のエントリー

最近のコメント

最近のトラックバック

恋人・鐓†鐓†友・恋愛結婚(恋人・鐓†鐓†友・恋愛結婚)
私たちにできる少子化対策・・・