SVN国際会議fでつながった交流から問題解決へ!インドから研修生受け入れ!!
昨年、全国5箇所で、ビジネスを通じて社会を変革したり、社会起業家の育成を目的に集まった世界的ネットワークのアジア会議を行いました。山口でも開催され、私たちのグループで山口会議を運営しました。
SVNを通じて関わりができたIOU(Inter Cultural University)の国際会議で、私たちの若者の様々な活動が紹介されたところ、非常に関心をもたれた先生がいらっしゃり、「ぜひ日本に行って学びたい」という発言がでてきたことから、今回の研修生の受入がはじまりました。
来日したのはウパナンダさんとサンジブさん。国内何箇所かをまわられましたが、山口では21世紀の森に滞在されました。私はジョインできませんでしたが、スタッフからのリポートによると、次のような議論があったようです。
指定管理者制度により山口県より指定を受けて県有施設の経営している若者の活動について学んだり、学生耕作隊が管理している宇部市のお茶園で、茶園の保全活動を体験したりしていただきました。お茶の生産で有名なアッサム地方出身のお二人は、日本のお茶と茶園経営に単身関心を持たれ、管理を始める経緯・地域的な背景、収支、経営方法など、積極的に質問してこられました。その中で、後継者不足の問題や、規格外農産物の大量廃棄の問題について議論し、その解決策として、地域での若者の雇用の創出や、もったいない農産物の有効活用を進めていることを紹介しました。事情は違うが茶園経営についてはアドバイスできるからなんでも聞いてくれ、と心強い発言がある一方、私たちがもったいない茶を活用したパンの製造もしていることを知ると、アッサム地方ではお茶を加工食品用に用いることはないようで、パン屋お菓子への加工について、大変興味深いと学んでいました。
文化は違えど、私たちは同じアジアの農村に住んでいます。協力して互いを発展させられる、そんなグローカルな問題解決のための交流をリアリティを持って感じた受入でした。
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