もったいない運送
今日は、もったいない運送が稼動するはずだったんですが、台風のため、見合わせになりました。
8月28日の朝日新聞に、『「もったいない運送」の輪』というタイトルで掲載されていましたが、ご存知でしょうか?
いらない物だけれど、捨ててしまうのはもったいない。別の場所に運べば、役立つはずと、不用品を運送し、有効活用する活動が広がっています。
山口大学でともにベンチャービジネス論を学んだ山根多恵(25)は、現在、島根県温泉津の吉田屋という老舗旅館を引き継ぎ、経営者として女将をしています。彼女の発案で広がったもったいない運送週末クラブ。2週に1度、トラックを走らせて、リサイクルできるものを各地に届けています。
新聞の反響は凄く、問合せや不用品寄付の申し出が、100件を超えたと聞いています。
山根は、私たちの全国グループの島根ブロックのリーダーでもあります。私たちも、彼女のアイデアに乗りました。学生耕作隊の管理茶園で、商品としては規格外になった茶葉を、茶風呂用に吉田屋に提供したり、山口県萩青年の家(やまぐち青年の家ネット経営)が萩市のとある高校の改廃で廃品になった畳を譲り受け、それを山口県大島青年の家(同経営)の体育館に運んで柔道合宿ができるようにしたり・・・・。
トラックの運転手は、ガソリン代だけでそういう「もったいない品」を運んでくれます。23才、運輸会社の経営者候補が運送チームのリーダーです。私たちは、トラックの運転手には、必ず各立ち寄り所で研修をしてもらうようにしました。そうすることで、運転手は、自分の会社だけでは学べないことが、あちこちの現場で体験できるようになるのです。
もったいない運送の輪が全国に広がれば、と思う。
コメント
Posted by: こーりきー [ 2006年9月21日 10:28 ]
もったいない運送・・
読ませていただいて、本当にすごいパワーだと思いました。
若さや仲間
だけじゃないですね・・・
Posted by: サト美 [ 2006年10月11日 14:14 ]
”もったいない運送”興味深く読ませてもらいました。私も運送会社の跡を継いでおり、町の廃棄物収集の仕事もしている関係で、捨てられるものの中にまだ再利用できるものがたくさんあるのになあ、なんとかできないものかと考えています。思っているだけじゃ、はじまらない!と若い頃動いてた時のことを思い出しました。真剣に方法を探してみようと思います。いろんな人の活躍ぶりに勇気をもらいました。