やまぐちの森林(やま)ただ今、元気回復中。
今日は、やまぐち森林づくり推進協議会の日。
やまぐち森林づくり推進協議会とは、「やまぐち森林づくり県民税」を活用する事業について、県民意見を反映した効果的な事業推進を図るため、設置された協議会です。二井県知事から委員として委嘱を受けています。
森林づくり県民税が導入されて2年目、委員会としても2年目になるわけですが、今回は、平成17年度のやまぐち森林づくり県民税関連事業の実績報告について協議し、県民税を使っての公益森林整備事業と竹繁茂防止緊急対策事業の視察に行きました。
山口県は、林業関係は、全国に先駆けていろいろな事業に取組んでいます。やまぐち里山文化構想もそうだし、全県的に里山を守るNPO法人の発足も行政主導でつくりあげました。今回も、事業の成果を面積など、データの集計報告にとどめるだけでなく、経済効果にどう波及したかなど、県民にとってわかりやすく事業の効果が示されるように、全国的に先駆けて、効果の検証を進めていらっしゃいます。
県民税をつかって、荒廃したスギやヒノキの人工林の再生を行ったり、広葉樹林に侵入した竹の伐採を行ったり、森林づくりへの理解を促進する場を設けたり、松くい虫や台風などの被害により荒廃した海岸林に抵抗性きらら松を植栽したり、森林づくりの日を10月30日に制定して森林づくりフェスタを行って周知啓発したり・・・・。
県民のみなさんからのご理解あってのこの事業。今年度もがんばってほしいです。
手入れされた森林に、日光が差し、新しいいのちの芽吹きが感じられたことが、感激でした。
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