今日はNPO法人学生耕作隊の4歳の誕生日!
今日は、NPO法人学生耕作隊の4歳の誕生日です。
今年の学生耕作隊のチャレンジは、農山村活性型育成システムの構築です。これまで学生耕作隊はもとより、学生耕作隊から発展した地域維新グループや指定管理施設の運営などを通じて痛切に感じていることは、地域の活性化や産業の活性化のカギが「人」であることです。いま、農業でもなんでも、人材の育成が必要とされています。
農業分野においては、都市からの農業体験・田舎体験希望者を農家だけでなく地域が受け入れを行い、希望者を農業の担い手として育成することで、地域の農家やグリーンツーリズムの宿等の協力により体験希望者を受け入れる体制をつくりたいと思います。さらにその過程で、都市からの農業体験希望者も1度だけでなく、2度3度訪れてもらいながら農業のノウハウを段階的に身につけていけるような研修プログラムを実施します。受け入れ側の農家自身が徐々に受け入れ方を身につけながらステップアップが図れるような育成の仕組みをつくるとともに、中間で情報受発信をする媒体として、ITを活用したインターン受け入れ予約システムの開発や、ポータルサイトへの情報掲載を行い、さらに価値観の異なる都市等からの体験希望者のニーズにこたえられるインターンシッププログラムをアレンジし、現場で指導することのできるコーディネーターの育成に取り組んでいきます。
農業・農村の活性化に関心があったり、将来農業をやりたい!と思っている都会に住む人々や定年退職した人々、若者、U・J・Iターンを希望する人々などが10のステップアップのハードルを越えながら、田舎を体験し、農業の担い手づくりを行なうインストラクター養成システムや、田舎体験を受け入れる農家を育成しての受入体制作りなどを行ないます。ゼロから農業をはじめる農業初心者を新たな担い手として育成し、最終的には農産物の加工・販売まで手がけて、定住・就農を促進します。
早速、農業に関心のある学生たちを中心に、田舎体験を受け入れる農家の取材を山口県と島根県とではじめていきます。
コメント
Posted by: ナスケン [ 2006年9月 5日 22:16 ]
ブログ再開、楽しみにしていたので嬉しいです。
人材の育成、大切ですよね。痛切に感じています。
下川は人が人を呼ぶ地域ですが、人を育てるシステムがなかったので、次は人が育つ地域を目指したいと思っています。
Posted by: こんきち [ 2006年9月20日 18:21 ]
ナスケンさま
本当に、人材の育成、大切だと思います。お互いに成長し合える仲間が集まると、なお、いいですよね!