地域維新グループのルーツ
地域維新グループはいわば第3ステップである。と、私は勝手に解釈している。
東京に、プレスオールターナティブという会社がある。私の恩師である片岡勝氏が創った会社だ。片岡は、食えるボランティアを目指した。社会や地域の問題解決につながる仕事で自分の食いぶちを稼いで、ボランティアをビジネスのカタチにしていったのだ。それがプレスオールターナティブへと発展した。のだと思う。
そのうち片岡は、山口県で女性のための起業スクールを山口県と協働で開催するようになった。山口県がそのような支援スクールの開催を考えていた折、東京にいる片岡に声がかかったのだ。それは今でも続いていて、そのスクールからは1000人以上の卒業生、200人以上の女性起業家を輩出している。
その後、片岡は大学で講師として授業を持つようになった。私は、片岡が講義を手がけた2つ目の大学、山口大学のベンチャービジネス論の2期生だ。それをきっかけに、私は片岡起業塾へ入った。
片岡が講義を持つのは、3年間。それ以上は意味がないと思っているらしい。彼は種を撒く人なのだ。
地域維新グループは、彼の山大の教え子である金子と私が、互いの会社の特長を活かしてグループ提携したことから発展して発起した。私たちは、同じ活動をする学生たちから見込みのあるヤツに声をかけ、会社を創っていった。今では10以上の法人・団体が結束した信頼関係を強く持つネットワーク型組織になっている。
第1ステップは、片岡が山口県で起業支援事業を起こす段階。(種まき期)
第2ステップは、起こした事業を軌道にのせる段階。(育成期)
第3ステップは、事業が新しく広がっていく段階。(結実期)
この結実期に私はいる。今は、広げる。
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