クラフト工房経営工房経営をどうチェックし、経営感覚をどう磨くか
川村純史さん協同組合木星会 代表理事(高知県大川村)
<製造原価と価格設定>
カタログの役割
カタログとは、単なる製品PR媒体というだけではありません。
木星会の場合、カタログに注釈として「サイズは自由に変更できます」と表示しています、それが一つのキャッチコピーです。
展示会などでも「サイズはオーダーできますか」との質問を受けます。その場合、「特別注文もできます。ふつう特別注文は3倍が相場ですが私どもは1.5倍くらいでお引き受けします」という商談が成立するわけです。
名刺とカタログは必要です。
例えば、高校生が展示会で見た商品を購入したいとき、通常親にお金を出してもらいますが、「どんな物なんだ」と親に聞かれて説明できる写真も絵もないのでは話が進みません。また、商品のサイズが分からなければ具体的に自分の部屋のインテリアとして適当かどうかの検討材料になりません。
従って、カタログには必ずサイズを表示したいものです。(まとめ/編集部)
「サイズは自由に変更できます」の表示
(クリックで拡大)
商品をイラスト化し、価格、サイズも載せたB4サイズのカタログ
これが、4枚つながると・・↓
(クリックで拡大)
B2サイズ(新聞を広げたものより一回り小さい)のカタログになる。圧巻である。
ほとんどの商品がこのようにイラスト化され、カタログに載せられている。