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2017年11月29日全国林業グループリーダー研修会を実施

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 58回目を迎えた全国林業グループリーダー研修会(主催/全国林業研究グループ連絡協議会、協賛/全国林業改良普及協会)が、平成29年10月19日から21日の3日間、国立オリンピック記念青少年総合センターで全国から17名の参加のもと開かれました。

 林野庁からは上 練三・研究指導課長らがご出席、激励の言葉をいただきました。

 初日は、「これからの後継者対策」をテーマに、3班に分かれてのグループ討議と、全体討議。地域の様々な現状、問題点が話し合われましたが、グループ活動の解決策キーワードとしては、「楽しく」「女性の参画を」が目立っていました。

 2日目は館外研修で、東京都港区の「みなとパーク芝浦」と、茨城県つくば市にある国立研究開発法人森林研究・整備機構の森林総合研究所を訪ねました。

 みなとパーク芝浦は港区の複合施設で、みなとモデル二酸化炭素固定認証制度のシンボルとなる建築物として、内外装に全国の山村地域から取り寄せた国産材が使用されています。

 森林総合研究所では、機械化の研究施設と、セルロースナノファイバー(CNF)のプラントを見学しました。

 CNFはセルロースを細かく解したものです。鋼鉄の1/5の重さで5倍の強さがあると言われており、将来性が期待されていますが、これまでの生産技術は大規模生産を視野に入れたもの。小規模生産が困難でしたが、森林総合研究所では酵素を活かした新しい技術を開発し、山間地でも導入可能な途を切り開いたのです。

 3日目の午前は講義で、講師は栃木県鹿沼市の林業家であり全林研副会長の齋藤 正さんと、静岡県林業技術者協会会長の片平成行さん。

 齋藤さんは「林業を進化させ森林資源を循環利用して、中山間地域に雇用や活力を創出することが大切」と協調。「手間がかからなくなった長伐期優良材生産の安易な継続では山に人が住めなくなる」と述べました。

 片平さんは、V型カットを中心に、チェーンソーの安全テクニックについて講義しましたが、強調していたのは〃正確なつる〃の重要性です。このところ事故が増えているが、その原因として、安全トレーニングの怠り、過度な生産性重視があるのではないかとも述べました。

 3日目午後は、キーワードを掲げて、今後の抱負などを語る研修生全員の3分間スピーチ。キーワードの一部を紹介します。「デザイン」「継続」「ネットワーク」「以心伝心」「周囲の巻き込み」「多様性」「醒める」「交流」「充実と地域貢献」「日進月歩」・・・。

 日頃の仕事は多少違っても、林業で結ばれた仲間同士が語り合った濃密な3日間でした。

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