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No.165  変わる住宅建築と国産材流通

林業改良普及双書

No.165 変わる住宅建築と国産材流通

避けて通れない
建築法規、製材品質の問題がよくわかる
現地取材を通じて国産材産地再生の方途を探る

著者 赤堀楠雄 著
定価 1,210円 (本体1,100円)
ISBN ISBN978-4-88138-232-5
体裁 新書判 256頁

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木材の生産、加工流通、利用は主要な需要分野である住宅市場の動向に大きな影響を受けます。
本書では、住宅市場の情勢変化や住宅建築現場の実態が国産材の取り扱いにどう関わってくるのか―という問題意識をベースに、プレカットの普及が急速に進んだ1990年代以降の約20年間に生じた変化を概観するとともに、木造住宅建築や国産材利用に関わる最近の具体的な動きを取り上げて解説しています。

著者プロフィール

赤堀楠雄 著

林材ライター
1963年生まれ、東京都出身。早稲田大学第一文学部卒業。10年あまりにわたる林業・木材業界新聞社勤務を経て、1999年より林業・木材・木造住宅分野専門のライターとして活動。
著書に『よくわかる最新 木材のきほんと用途』(秀和システム)などがある。月刊誌『現代林業』『木材情報』やHP「職人がつくる木の家ネット」などに連載中。

主要目次

第1章 変わる住宅建築、変わる木材の加工・流通

 ライフスタイルの変化と工法変化が生んだもの/プレカットの普 及で流通構造が激変/環境問題の影響/国産材に復権の兆し

第2章 住宅関係の各種制度とその影響 

  品確法の影響/確認審査厳格化の影響/瑕疵担保履行法の影響/ シックハウス問題/マンション木工事の実態/伝統構法をめぐる 情勢

第3章  木材加工・流通の現場では

 木材流通の構造変化/「近山運動」の意義を考える/伊万里木材 コンビナート(佐賀県)/新生産システムの動き/合板業界の国産 材利用が急増

第4章   製材品の品質を問う

 製材JASを考える/山長商店がJAS活用で差別化/無垢材の 乾燥割れに問題はあるのか/製材品に求められる品質とは 

第5章   住宅と木材の今後 

  「いいもの」をつくる姿勢が必要/国産材を売るためには/「間 伐材=エコ」だけでいいのか?/山元製材工場の生き残り策/今 後の住宅市場と国産材
     

  ■関連図書

 林業改良普及双書№147 『地域材の家づくりネットワーク 緑の列島ネットワーク会議in足助』

 林業改良普及双書№129 『建築家山へ 林業家街へ』

 

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