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現代林業 2017年8月号

雑誌月刊 「現代林業」

現代林業 2017年8月号

QGISを活用した森林管理情報の集約と共有の提案

著者 全国林業改良普及協会 編
定価 5,850(年間購読料/税・送料込み)円
ISBN ---
体裁 A5判 80頁

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主要目次

 現代林業8号目次

特集 QGISを活用した森林管理情報の集約と共有の提案
 ●QGISの役割
 ●こんな使い方もできます。QGIS
 ●オープンデータ化で森林GISが林業を変える
 ●QGISで森林情報を手軽に扱う提案
 森林情報はデジタルデータとして管理する時代に入り、GISの活躍の場が増えてきます。そこで注目されているのが、誰でもが自由に利用できるフリーソフトのQGISです。各人のパソコンに自由にダウンロードし、同じファイルを共有することができ、現場(タブレット等)でも事務所でも同じファイルでデータを確認できます。
  
◆フォト・レポート ・・・・1
業務で使おう QGIS活用術
 
木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・34
地元産木材の小売対策を考えよう
「消費」の機会を増やしたい
 
お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・36
カバークロップによる低コスト再造林技術の開発
ワラビ被覆で下刈り回数軽減
山形県森林研究研修センター 中村人史 
 ワラビのポット苗化による圧倒的な被覆力で針葉樹伐採跡地でのスギ再造林での下刈り回数の軽減を図り、さらにワラビの収穫益も期待できる「ワラビカバークロップによる低コスト再造林技術」の開発について、山形県森林研究研修センターの中村人史さんに紹介していただきます。
 
佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆熊本編(後編)・・・42
自伐スタイルを次世代へ繋ぐ工夫
 自伐型は技術も手間も体力もいることから、誰もができるわけではありません。けれど、自伐には自伐の良さがあり、それを地域に、そして次世代へ繋ぐ努力を自伐林家の実践に見ることができます。「自分たちでやればお金が全部地元に落ちる」と自伐スタイルを集落に残そうとする努力を池松さん(熊本編前編で紹介)。後継者育成は個人の力には限界があると、地域の後継者づくりを法人で実践する吉井さん。そして農的暮らし、農林業に仕事としての魅力を見出している若者たちがいます。
 
林研グループが応援します!◆福井県/五箇特殊林産物振興組合・・・50
日本で唯一の生産地 福井県の越前オウレン
 
普及員実践日誌◆長野県 林業普及指導員 小山泰弘・・・52 
長野県林業士を目指す、ある青年の記録―人材育成の時間
 
椎野先生の続・「林業ロジスティクス」ゼミ 第4回  椎野 潤・・・・・56
林業成長への道 ロジスティクスと人づくり 特別編
未来型・顧客起点サプライチェーン・マネジメントへの道(Ⅱ)    
―「施主起点の林業~家造りのサプライチェーン・マネジメント」への挑戦で開く
 第四次産業革命
 前号に続き特別編Ⅱとして、林業サプライチェーンの未来型という目標に向けた挑戦を本号のテーマとし、施主基点の家造りのをモデルを椎野先生に解説していただきます。内需型産業は、いま大きな選択を迫られています。市場の限界をどう破るか、その戦略を描き、俊敏さと勇気を持って挑戦へのスタートです。内需型を代表し、林業は第四次産業革命への挑戦に乗りだしましょう。そのモデルこそが、施主起点の林業~家造りサプライチェーンマネジメントです。
 
チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・70
第51回 現場感覚を忘れずに前向きにチャレンジ 柳田圭一 
 平成27年度に素材生産量1万㎥を達成した時の喜びは格別でした。積年の努力が実を結んでたいへん誇らしく、同時に現業職員の皆には、感謝の気持ちでいっぱいでした。でも、少しだけ複雑な気持ちになったことも事実です。私自身が素材生産の現場から離れ、事務職員になっていたからでした。1万㎥達成の喜びを、伐出班長として味わうことができなかったことが残念で堪りませんでした。
 
●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶―木曽・飛騨編―・・・・9
 綱場
 
●わがまち木造自慢 
 医療法人まつざきクリニック優良老人ホーム「洞門の郷」(大分県中津市)・・・69
 
●読者のお悩み相談・・・・・・・・76
 優良在庫を残す経営についてご指導ください。
 橋本光治
 
●ひろば・・・・・・・・・78 
 
●表紙の人 村上沙織さん (株)知福木材(兵庫県)・・80
表紙●岩渕光則
フォト●喜多耕一

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