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林業新知識 2016年9月号

雑誌月刊 「林業新知識」

林業新知識 2016年9月号

特集「〝優良在庫〟を残すために。林家の実践 樹皮で見分ける選木術」

著者 全国林業改良普及協会
定価 3,680(年間購読料/税・送料込)円
ISBN ---
体裁 B5判 24頁

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年間購読料定価3,680円(税・送料込) 

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主要目次

特集...8

「〝優良在庫〟を残すために。林家の実践
樹皮で見分ける選木術 」
加藤善次郎さん(山形県)

 「この山がこれからどうなるかが心配です」
 加藤善次郎さんは著書の中で、他の人の山で
間伐後の状況を見た時の心境を、こう綴っています。
その山では、加藤さんが「優良種」とする木が伐り捨てられ、
逆に将来的に価値の低い木ばかりが残っていたそうです。
 加藤さんはそれをどのように見分け、判断したのか。
その答えは「樹皮」にありました......

基礎技術シリーズ 分かりやすい造林・育林講座...4

「疑問に答えます!山づくりの「Q&A」1」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー副学長)

 この林業基礎技術シリーズもそろそろ終盤です。
このシリーズでは山づくりの経験のない方を対象に解説してきましたが、
それに対して多くの方から様々な質問が寄せられています。
 また私としても、誌面の都合で十分説明しきれていない事項も数多くあるため、
読者から寄せられた質問の中からいくつかを選んで、
Q&Aの形式で解説させていただきます......

山を継ぐ...1

「復興に向けて―― 30歳。家を継ぐ時。」
佐藤久一郎さん・太一さん親子(宮城県)

「実験試料を作っていたのですが、停電でおジャンでした」
 佐藤太一さん。2011年3月11日14時46分。
山形大学博士課程に籍を置き、研究者としての実績を積んでいた矢先であった。
 それから長い停電。ラジオ以外の情報が入ってこなかった。
宮城県南三陸町の自宅には昭和35年のチリ地震津波の痕跡があった。
再び津波が押し寄せたことまではわかったが、
チリ地震津波以上の被害が起きているとは、考え及ばなかった。
 一方――。
「いつになく揺れる」
 太一さんの父・佐藤久一郎さんが歩いていたのは仙台市内。
そこはいつもゆらゆら揺れている歩道橋であった。
しかし瞬時に、いつもとは違う激烈な揺れに襲われた......

お悩み相談室...17

「ブルーベリー栽培。品種作りにチャレンジしたい...」

Q/以前、林業新知識で紹介された江澤さんのブルーベリー
栽培の記事を見て、私も栽培を始めました。
この夏から収穫量がぐっと増えそうで期待しているところです。
そして今後は規模拡大を考えていて、どうせならオリジナル品種作りに
挑戦するのも面白そうだなと感じています。
熟練者でないと難しいのでしょうか。 (農林家・37歳)

林研コーナー「私たちのチャレンジ!」...18

「竹取のかぐや ~竹やぶ対策活動~」
樹冠ネットワーク(島根県)

こちら林業普及指導員です...20

公有林を核にして森林経営計画の区域を拡大(山形県)
パッチディフェンスでシカ害に負けない里山林づくり(兵庫県)

読者コーナー...22
木材市況・全林協からのお知らせ...24

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